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6 危機

 



「本日の夕食のメニューは、前菜に魚介類のタルタル、ガトー仕立てハーブ添え。メインは、ローストミート、果実酒とカシスのソースがけ。森の恵みのサラダに、デザートは食堂よりイチジクの良い物を戴きましたので、コンポートにしてみました」

 

「え、ええ……」

 魔術学院女子寮のシャロンお嬢様のお部屋で、お嬢様はテーブルに並べられた料理の前でカトラリーを持ったまま、ぎこちなく頷いた。

 私がお嬢様の仮パートナーとなって三日が経過しました。最初は照れていたようなお嬢様でしたが、だいぶ慣れてきたようです。

 私も客室ではなく、お嬢様のお部屋と繋がっている、従者用の部屋に居を移して寝泊まりしております。

 お嬢様の身の回りのお世話をさせていただき、特にお食事に関しては、メイド長に鍛えられた腕を振るってみたところ、今までは不器用なお嬢様がご自分でお作りになられていたらしく、大変喜んでいただけました。

「シャロンお嬢様。味が好みではありませんでしたか?」

「違うのっ。レティのお料理は、すごく美味しいわっ」

 お嬢様は身を乗り出すようにそう言われましたけれど、すぐに不安そうに料理に視線と移す。

「このお料理……材料費はどうしましたの?」

 

 お嬢様は、ご実家のゴミ共に冷遇されているようで、ちょっと懐が寂しいのです。

 この学院に通う貴族様達は、皆様ご実家より下働きの者を連れてきていますが、お嬢様は執事や侍女や料理人さえも連れてきてはいないのです。

 弟殿は侍女と下働きの下男しか連れてきていないようですが、そちらは溢れる資金で外部の料理人に食事を作らせているらしい。……一度、襲撃してみましょうか。

 

 私のほうと言えば、召喚された【異世界人】は、パートナーが決まるまで学生食堂の食事は全て無料。衣服なども支給され、それだけではなく国家から“生活保証金”として月に金貨三枚も貰えるそうです。

 金貨一枚は日本円にして10万円くらいでしょうか。金貨三枚で30万円ほどにもなるので、かなり厚遇と言ってもいいでしょう。

 まぁ、強制的に異世界から拉致するのですから、当然なんですけどね。

 それはともかく、私はまだ“仮パートナー”なので、申請すれば金貨三枚を支給して貰えます。それを使ってお食事の材料などを買い揃えようとしたところ、お嬢様に叱られてしまいました。

 さすがシャロンお嬢様、ご立派です。その胸と同じくらい。と言ったらスリッパでどつかれました。

 

「はい、お嬢様。この料理の材料費は、ほとんど掛かっておりません」

「………はい?」

 ポカンと口を開けるお嬢様は可愛らしい。

「街から西に出て、少し歩いた場所に深い森がありまして、山の幸や動物などを狩って食材とさせていただきました」

「西の森…って、魔の森!?」

 おやぁ? お嬢様の顔色が悪くなっていますね。

「あ、あの森は、魔物ばかりの危険な場所なのよっ!」

「そうでございますか。どうりで見たことのない巨大なイモムシや、ムカデなどが襲ってきたはずですね。獲物が多くてありがたかったです」

「……え? ……それでは…」

 お嬢様がさっきまで自分が食べていたお肉を不安げに見る。

「はい、お嬢様。ムカデとイモムシはローストに。人面魚はタルタルに。食虫植物は切り刻んでサラダにいたしました。もちろん、残留魔素の処理はしておりますのでご安心ください」

 

 お肉は街中に二本脚のモノが溢れていますが、私でも、そんなモノをお嬢様に食べさせない程度の分別はあるのですよ。

 ところがお嬢様は、私が集めた“真っ当な食材”を聞いた途端、青い顔のまま口元を抑えた。

「うぷ……」

「お嬢様っ!?」

 魔物のお肉がお身体に合わなかったのでしょうか? 慌てて背中を擦ろうと私が近寄ると、少し涙目で眉を吊り上げたお嬢様は、スリッパで私に殴りかかってきました。

「えいっ」

 お元気そうで良かったです。でも私としてもそう何度も無抵抗で攻撃を受ける訳には参りません。

 ひょい、とお嬢様の攻撃を避けると、私は某ブルースのリーさんのように構えを取って軽快なサイドステップを見せつけ、特に切れてもいない唇の端を親指で拭ってから、ちょいちょいと挑発するように指を動かした。

「ムキ――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!」

 お嬢様が叫んで、スリッパを両手に構えて飛びかかってくる。

 そうしてシャロンお嬢様と私は、翌朝までど突きあって主従愛と友情を確かめあったのでした。

 

 

「ダンジョンに行きますわよっ!」

 朝からお昼まで仮眠を取られていたお嬢様が、ちょっとだけ目の下に隈のようなものが見えますが、元気そうにそう仰った。

 本日は学院はお休みの日です。この国では地球と同じように週は七日と決められ、そのうちのどれか一日を休息日に当てるよう決められております。

「かしこまりました。行ってらっしゃいませ、お嬢様」

 私が恭しく頭を下げると、お嬢様の肩がピクリと震える。

「れ、レティ……? 一緒に来て下さりませんの?」

 どこか捨てられた子犬を思わせる眼差しを、お嬢様が私に向ける。

 シャロンお嬢様は私より一つ年上ですが、私よりも若干背が低いので、デレますと、こんなあざとい上目遣いを天然でこなされるのです。

「私がご一緒でよろしいので?」

「授業ではないので大丈夫ですわっ。……お願い、付いてきて」

「はい、かしこまりました、お嬢様っ」

 小さな子供のようにお願いをするお嬢様に、私は過剰なまでの満面の笑みで頷き、共に“食費問題”と言う最大の危機に立ち向かうことにしたのです。

 

 この世界にはダンジョンがある。あるどころか、生活のかなり深いところにまで食い込んでいるようです。

 この世界のダンジョンとは、誰かが作った遺跡や迷路などではなく、純粋な“魔物”の一種です。

 元は“ヤドカリ”が魔物化した物だと聞いておりますが、このダンジョンと呼ばれる魔物は、産まれると大地に潜り、大地の成分や鉱石を利用して非常に硬質な洞窟を作り出すそうです。

 その洞窟は他の魔物を引き寄せる魔素を漏らしているらしく、住み着いた魔物の余分な生命力や魔力を吸って生きる、ダンジョンとは比較的害のない魔物でした。

 その在り方が変わったのは、千年以上前のことです。

 当時の人間達が、ダンジョン内の壁に鉱石や貴金属が生成された非常に純度の高い状態で露出していると分かり、ダンジョン内の魔物を倒して貴金属を採取するようになったのです。

 それはダンジョンに変化をもたらした。

 ダンジョン内で人間と魔物が争い、傷つき死に絶えることで、ダンジョンは高純度の生命力と魔力を得られるようになり、年を経たダンジョンはその構造を巨大化させていきました。

 それは“進化”と言ってもいいでしょう。死んだ生き物の残留思念を読み取る能力まで得たダンジョンは、成長すると人間の知識から内部を石造りの通路に変え、人間が理想とする形状の品質の良い武器などを作りだし、魔物だけではなく人間さえも呼び寄せようとし始めたのです。

 

 ダンジョンはアイテムや鉱物、貴金属などで人間達を誘い、呼び寄せた魔物と争わせて生命力と魔力を搾取する。

 人間はダンジョン内で貴重な鉱物やアイテム類を得るだけでなく、魔物の素材を得て兵士達の訓練にも利用出来る。

 こうしてこの世界の人々は、ダンジョンと持ちつ持たれつの“共存関係”を得るに至った訳です。

 解説終わります。

 

 そしてお嬢様と私は、王国第三ダンジョンがある街の東側に向かいました。

 お嬢様も制服ではなくて、安っぽい革鎧です。

「学院の支給品なんだから仕方ないでしょっ!」

「まぁ、食費にも事欠くのですから、新しい鎧など贅沢の極みだと理解しております」

「……その通りなんですけど、何か腹が立つわ」

 いえいえ、何の他意もございません。あなたのメイドを信じて下さい。

 

 それはそうと物語だと貴族様は、移動する時に護衛や馬車で大移動するのかと思っていたら、この世界の貴族は、上級貴族でも馬車と御者だけでホイホイ出掛けちゃうらしいです。

 スラムなどを除けば、それほど治安がよいと言うことなのでしょう。

 お嬢様が平民用の商店街に一人で出掛けたのは、特別に貧乏だったから、という訳ではなかったようです。

 

「……レティ、何か変なこと思ってない?」

「お嬢様、胸の大きい方は、算術が苦手だと言うのは本当でしょうか?」

「今は関係ないでしょっ!? もう、ほら、“探求者ギルド”に着きましてよ」

 どうやら上手く誤魔化せたようです。

 ところで【探求者ギルド】の説明も欲しいですか? ……仕方ありませんね。

 探求者ギルドとは、ダンジョンに潜る人や団体の管理をして、アイテムや魔物素材などの買い取りも行う、国営の部署になります。

 個人で潜る人も居れば、企業として鉱物採取に向かう団体もいるので、管理はとても大事です。

 シャロンお嬢様も、三学年の時に授業内で登録を済まされたとか。

 

 どうして貴族であるお嬢様がそんなことをしているのかと言いますと、この国の貴族は元々強い力を持っていた者達の末裔で、貴族としての責務の他に、ダンジョンに潜って、爵位に見合った一定量のアイテムを国に収める義務があるそうです。

 お嬢様のご実家である侯爵家などは、ダンジョン下層のレアアイテム以外は、他の貴族から嘲笑されるとあって大変なようです。ざまぁ。

 

「良いこと、レティ。中で不快な方々にお会いしても、危険にならないよう行動してちょうだいね」

「はい? ええ、かしこまりました」

 女二人連れと言うことで、『おいおい、お嬢ちゃんが来るところじゃねーよ』とか、『ちょっとこっちに来て酌をしろよ』とか、愉しそうなイベントでも待っているのでしょうか?

 たとえどのような脅威があろうと、この私がメイド中将の名に賭けて、お嬢様の玉肌に触れる前に原子の塵に変えてあげましょうっ。

「え、ちょっと、どうしてレティはがっくりしてますの?」

「いえ、思ったよりも綺麗な施設でございますね」

 ギルドの中は、酒場と併設になっていたり、飲んだくれが居たりすることはなく、白い漆喰の壁と平らな石の床で、現代の市役所のような雰囲気だったのです。

「とりあえず依頼の相場を確かめましょう。どこかの商会が大量依頼を出していれば良いのですが……」

 

「お、シャロンじゃないか」

 その声にお嬢様の肩が微かに震える。

 動かないお嬢様に代わり私がそちらへ視線を向けると、男三人女三人の、見覚えのある服装のグループが様々な表情で私達を見つめていた。

 ああ、なるほど。こんな不快な人達が居たのですね。

「おい、フルーレティ。お前もそんな奴と一緒にいないでさっさと俺のところに来い」

 

 声を掛けてきたのは、あの騒ぎを起こしたカールくんでした。

 見覚えがあるのも当然ですね。女三人はあの中学校の制服を着た、私を崖から突き落とした同級生で、私の顔を見るなり『げ、神白…』とか小さく呟いていた。

 グループ交際でしょうか? どちらも趣味が悪いですね。

 まぁ、こいつらはともかく、カールは一応、お嬢様のご学友です。お嬢様のメイドとして最低限の礼儀は取らなくてはいけません。

 

「申し訳ございません。今の私はシャロン様のメイドでございます」

「そ、そうよっ、レティは私の、パ、パートナーなのよっ」

 ようやくOSが起動したお嬢様は、床に落としたレコード並の精度で、言葉を飛ばしながらカールに反論する。

「はっ、パートナーじゃなくて“仮”だろ? そんな貧乏くさい革鎧を着ている劣等生じゃなくて、この俺様の女になった方が良いに決まってる」

 ………磨り潰しますか?

 それにこんな目の前で女を口説いて良いんですか? 彼女達三人がしかめっ面であなたと私を見ていますよ?

 

「そこまでだ。双方手を引け」

 またですか。この世界の男性は自己顕示欲が強くて疲れます。

 現れたのはなんとジョエル殿下でございました。こんな場所でこの国の第二王子に逢えるなんて……暇なんですか?

 さすがに王子様ともなると、お一人じゃなくて近衛騎士も数人連れてきています。

「カールも、女性を連れ出しているのだ。あまり騒ぐといらない騒動を引き込むぞ」

「ちっ」

「カールっ! なんだその態度はっ」

「兄上は関係ないだろ!」

「アンディもカールも止めろ。私は“騒ぎをおこすな”と言っている」

 

 あの近衛騎士さんもご一緒のようです。私からしてみれば殿下も含めてどっちもどっちですけどね。

 

「シャロンももういいか? 色々と言いたいこともあるだろうが……」

「……いえ、わたくしの方は何の問題もございませんわ」

「そうか……」

 ジョエル様はシャロンお嬢様の一言に言葉少なに頷くと、踵を返してギルドの受付の方へ向かい、カールも唾を吐くような仕草をすると、女三人の肩を抱くようにしてギルドから出て行った。

 それにしても、またお嬢様のお顔が固くなっておりますね。

 そう言えばお嬢様は、ジョエル殿下の婚約者候補のお一人だとか。緊張していらっしゃるのでしょうか。また突飛に高飛車な言葉が出ると困りますので、私達も移動しましょう。

 

「シャロン嬢……」

「……アンディ様」

 あの近衛騎士が戻ってきてお嬢様に声を掛けてきました。どちらも侯爵家ですしお知り合いでも不思議ではありませんね。

「こうやって言葉を交わすのは久しぶりだな。弟が済まなかった」

「い、いえっ。アンディ様には以前も良くしていただきましたしっ」

 

 お嬢様のお顔が興奮したように赤くなっています。

 だいぶテンパって……おやぁ? もしかしてそう言うことですか?

 私はお嬢様のご歓談の邪魔になるのを避けるため、気配を消してから無音で下がり、壁をよじ登ってお二人の天井辺りにへばりついて、ご様子を伺うことにしました。

 こらこら、そこの幼児。人を指さすんじゃありません。しーっ、でございます。

 それと少々ロマンチックな鼻歌をBGMとして流しておきましょう。

 

「あなたの生母であるキリア様は、元々近衛騎士で私も鍛えていただきました。それがあのような……。私に出来ることがありましたら言ってください」

「ありがとうございます……。母の娘であるだけでそのように気に掛けてくださって」

「いいえ、私も弟も、あなたを幼い頃より知っております。そのカールがあのような態度を取るとは……。しかもシャロン嬢は、殿下の婚約者候補のお一人だと言うのに」

「……そう……ですね」

 

 再び表情の硬くなったお嬢様が黙り込んでしまったので、アンディ様は一礼して殿下の下にお戻りになりました。

 ロマンチックな曲を止めて、お嬢様の心情に合うように、少し哀愁のあるメロディを口ずさんでいると、ようやく鼻歌に気付いたお嬢様が顔を上げて、驚いた顔で私を見つけた。

「れ、れれれ、レティ!?」

 れれれのれ? 私は4メートルほどの天井から音もなく着地すると、お嬢様の前で優雅に頭を下げる。

 こらこら、そこの職員、拍手はいりません。

「レティ、あなた、どうしてあんな所にいましたのっ!?」

「はい、私はメイドでございますから」

 自信満々答えた私の言葉に、何故かお嬢様の納得は得られませんでした。

 

   ***

 

「ちっ、あいつ調子に乗ってるよな」

「ジョエル様も、どうしてあんな奴を婚約者の候補に入れたんだか」

「神白もどうなってんの? 馬鹿みたいな格好して」

「あいつも調子乗ってる」

 カールの取り巻きの男子二人と、ボタン、デンコの女子中学生二人が息があったように陰口を叩きながら歩いていた。

 その後ろをカールが、機嫌が悪そうに黙り込みながら黙々と足を進める。

 何が気にくわないのか、何が悪いのか、ただ何も言わず不機嫌さを撒き散らすカールに、率先して話しかける者は居なかった。

 その横をヒナと言う女子中学生が何かを思いながら歩いている。

 

 あの日、気にくわない女子である神白に、崖から突き落とす“悪戯”をしようと提案したのはヒナであった。

 ヒナは羽王と小学校が一緒で彼に幼い頃から憧れていた。彼と恋仲になりたかった訳じゃない。ただ画面の向こうのアイドルを見るように憧れていただけだ。

 中学に入り、初めて神白という女の子に出会った時、偶然だったが前髪に隠れた顔を見ることが出来た。どちらかというと幼さが残る容姿のヒナは、そのスタイルと美貌に憧れ……嫉妬した。

 嫉妬されるほどの美貌を持ちながら下を向く彼女に苛つき、孤立する神白に羽王達が積極的に声を掛けたことから、嫉妬は憎しみに変わっていった。

 

「ねぇ……気に入らない?」

「ああ?」

 隣を歩くヒナの言葉にカールが荒い声を返す。

 ヒナはその声に引きそうになりながらも唾を飲み込み、自分の考えを口にする。

「だったら……私に手を貸さない?」



 

 お嬢様とめいどさんの最大気の危機は食費でした。


 次回、ダンジョンでメイドさんに悪意が迫る。

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― 新着の感想 ―
いわゆる虫食は果たしてミートに分類されるのか否か!?
[気になる点] ダンジョンをテラに撒いたら良い感じに魂の回収ができそうです、魔物勧誘のダンジョン悪魔とその本体。 [一言] 悪魔の癖に、食事をまともに用意できる?!と思ったら虫食いでした。
[一言] >>そのスタイルと美貌に憧れ……嫉妬した。 ここで嫉妬という感情をむき出しにしてる時点で、人間失格。
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