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形をもつこと

 ある時<・・・>からいつも僕と一緒にあった『何か』。この場所この時間において、僕らはあの時以来初めて互いを自分ではないものとして向き合っている。今までであったなら、僕の中にいた頃の『何か』であったなら、それは僕の目に何を映すこともなかったはずだ。


ふと、一度遠ざかっていた感覚が戻ってくる。いろんなことが分かってくるような、あの感覚。そして、さっきよりも一段と強く返ってくるイメージ。あの光は、今まで形を持たなかった、形あるものとしての姿を保てなかった『何か』が、僕の中に住むようになって以来初めて、形をとるための何かを手に入れた結果なのだと知る。『何か』が、そうだよというかのように、大きく一つ揺らめいた。


そう知ると同時に、このイメージが何から送られているのかも分かった。この場所は場所としての形をとっている、あの『何か』の一部分のようだ。僕をここに留めるためには場所が必要だったのだろう。僕たち人間は、人間ではない『何か』と違い、形無くしての存在を許されない。


そこでふと考える。『何か』が僕をあの場所に連れてきてまで手に入れたかったものが何であるのか、それは今も目前で揺らめいている『何か』にしか分からないが、それよりも、わざわざこの場所を創り出してまで僕をここに呼んだ訳は何だろう。


光はゆらゆらとゆらめきながら、僕の正面に降りてきて、何かの形をとり始めた。

申し訳ない、話を分割しすぎてますよね・・・。もしも読んでくれてる人がいるならありがとう。明日中に、もしくは今日の深夜にまた投稿します!

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