犬
投稿期間がだいぶ空いてしまいました。
私が書く恋愛ものはどうも病んでるような気がします。
多分、例えるとしたら忠犬だと思う。
まあ、どこまでも従順って訳じゃ無いから、駄犬にも狂犬にもなり得るんだけどね。
忠犬じゃねぇよな。まあその理由は?
ん〜なんとなく。
なんとなくって……とりあえず犬のほうは置いといて、お前はなんとなくなら人も殺すのか?
ぶっ飛んだ発想だね。
どうだろう。試してみるから首貸して。
ほらよ。
……けっこう強く締めてるけど苦しい?
…わ、割と……。
わ〜顔真っ赤。放すね。
…うぇっ。
わ〜息荒いね、苦しそう。
(苦しいに決まってんだろボケ。)
………もう大丈夫?
…………まあまあ。で、結論は?
ん〜とね。殺したくない。
なんとなくじゃないんだな。
あのね。首を締めてる時思ったの。あっ、今は私だけのものなんだって。でも、それからすぐに殺したくないって思った。
……そうか。
殺したいけど、殺したくない。
これって愛なのかな。
かもな。
……私のこと好き?
割と。
愛してる?
………もう一回首締めるか?
……ん〜それなら噛んでもいい?
好きにすれば?(…犬め。)
淡白に好意を伝えあう恋人達って割と好きです。こんな感じの話をまた書けたらいいなと思います。