表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/29

ホラーの様な……。

 なんで虎なんだろう。

 そしてなんで、人気モデルなのに、他人の洗濯物を干しに行っているんだろう。



 夢をみた。

 いや夢は良く見るのだが、久しぶりに物語性があり、かつ荒唐無稽であった。

 ちなみに虎の夢は一昨日のもの。二本立て。

 モデルの夢は今朝の夢である。



 まず、比較的記憶が鮮明なモデルの夢から。


「彼女」は癖っ毛がつんつんと立つほど短い髪の、鼻の上にそばかすの散った

 女の子であった。

 年齢は定かではないが、肌艶やまだ育ち切っていない肢体と言動から、16、7?

 行って18歳くらいか。


 一見あか抜けていない彼女だが、有名な事務所に所属し、デザイナーであるそこの所長(美人長身黒髪長髪)に目をかけられているようだ。


 事務所に所属しているとはいえ、彼女はたまに入る仕事をする程度だったらしいが、ある日偶然出演したショーで大化けする。

 と言うか、コスメマジックで別人になる。


 つんつんの癖っ毛は、身を覆うほどの長い黒髪に。

 そばかすはファンデーションの下に隠れ、肌のきめ細かさと白さが強調され。

 元から大きかった瞳は、何重か。化粧に疎いわたしには分からないほどのグラデーションで飾られ、けぶる様である。


 まさに絶世の美少女、というより美女。

 コスメマジックで20代半ばに見えている。



 彼女のお陰でショーは大成功し、ファンが事務所前に詰め掛ける。

 それに所長は満足そうだが、彼女は顔をひきつらせている。


 彼女にもう一度会いたい、手紙を、花をプレゼントをと詰め掛けるファン達に対応すべく、彼女に化粧を施そうとするスタッフ達。


 最初は逃げまどっていた彼女だが、所長の悪戯っ子を諌めるような物言いに、渋々従う。



 で。ファンサービスにガラス越しににっこり笑って手を振り歓声(悲鳴に限りなく近い)をあげられていたが、終わったころには疲れ果て。


 たのに何故か、事務所で出た洗濯物を干しに行くのだ。

 コスメマジックで美女になったまま。

 シーツやカーテンなどの大物を干すべく、事務所から遠く離れた草原? へ。


 重い籠を抱えて小路(中世の面影を残したヨーロッパで良く見たような)を行く彼女。

 なんとか草原に着いたものの、洗濯物を干すに適した場所は中々なく。

 途中、橋のかかっていない水路(池?)があって大きく迂回したりと道のりは険しく、彼女はすっかり疲れてしまう。


 なんとか小高い丘の上に植わった木の間にシーツとカーテンだけは干したが、そこまでで何かに追いかけられ、洗濯物を放り捨てて逃走する。



 事務所を目指して走っている道すがら、バス停に座る彼女の父親(ダンディなおじ様で萌黄色のセーターに砂色のジャケット)に会い、彼は呑気に「しばらく見ないうちにすっかり綺麗になっちゃって……なんだか寂しいな」などと言いたれる。


 その後、事務所まであと少しという住宅街の路地で、奇妙な女性に会う。

 正確に言えば、見かけて足を止める。

 はっきりいってその光景はホラーであった。


 目覚めた後はその光景は、よほど怖かったのか不快だったのか、消去されている。

 たしか長い黒髪を乱した少女のような女性が道端に蹲り、子供を産んでいたような……。

 そしてその子供は人間ではなく、蜘蛛だったか、なにか黒い影だったか……。



 異形の存在を目の前にして、彼女は当然逃げるのだが、黒髪を逆巻かせながら少女が追いかけてくる。

 またその追いかけ方がホラーで、指先を強張らせた四つん這いの状態で、ブロック塀だの民家の屋根だのを這いまわるのだ。


 コレは怖い。



 追いかけっこをしている内に事務所に辿りつき、彼女は辛くも逃れる事が出来るのだが、呆然としているところに所長から彼女の血筋にまつわる因縁? 宿業? の話をされたような……。


 そこらあたりで目が覚めた。



 虎の夢の話は、ほとんど覚えていない。

 確か虎に変身するイケメンに追いかけられる夢と、虎そのものを飼っていたのだが成長すると檻(と言うよりちゃちな木の箱)を破って出てしまうというものだった。ような。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ