第1話 援助交際の契約の夜、浮かない表情の3人
お金に困った3人の女性が、冴えない中年男性との援助交際の契約に臨む。
最初は不安と戸惑いしかなかったはずの夜が、やがて大きく動き出す。
薄暗いカフェの個室。
黒髪ロングの少女、金髪のギャル、ショートヘアのお姉様。
3人とも、明らかに浮かない顔をしていた。
目の前に座るのは、腹の出た毛深い中年男――隆、48歳の公務員。
隆:「今日は来てくれてありがとう。最初に言っておく…全部、同意の上でやる」
黒髪:「……はい」
ギャル:「なんか緊張するんだけど」
お姉様:「正直…あまりタイプじゃないわね」
空気が少し重くなる。
隆は静かに口を開いた。
「内容はシンプルだ。媚薬を使ったSMプレイ、それを撮影させてもらう。その代わり、報酬は十分に払う」
ギャル:「動画まで!?やばくない?」
隆:「無理ならやらなくていい。ただ…普通では味わえない体験になるとは思う」
黒髪は手を握りしめ、小さく息を吐く。
「……私、お金が必要なんです」
お姉様も静かに頷いた。
「条件は悪くないわね。安全なら」
隆:「安全と同意は絶対だ。途中で嫌ならやめていい」
少しの沈黙。
やがて――
ギャル:「……じゃあ、やってみる」
3人の意思は揃った。
その瞬間、ただの契約だったはずの夜が、
どこか背徳的で、抗えない空気を帯び始めていた。
浮かない表情のまま始まった契約。
だが、この選択が彼女たちを大きく変えることになる。




