捏造の王国 その109 やっぱりだめですジコウ党イシババ新総理!いきなり解散、嘘つきさん
激戦というか大混戦を制し、ジコウ党新総裁、そして新総理になったイシババ議員だが、さっそく、オソロシイ洗礼を受け…
10月に入り、ようやく涼しくといいつつ、30度越えの日もちらほら。と思うと秋の眺めも予測されるニホン国。実りの秋といいつつ、主食のコメは倍近く、他の野菜、果物も高く、食料はじめ種々の値上がり、庶民の生活は苦しくなる一方で、ほっと一息、実はウハウハなのは
「うう、苦節数十年、ようやくようやく総理になれました、ワタシ」
と秋らしくしみじみと喜びをかみしめているのはイシババ新総理。大波乱のジコウ党候補者のなか、比較的マトモにみえるということで、地味に一般党員に選ばれたのである。熱狂的でもなく、軍事オタク(あくまでオタクであって、実質的に役立つとかは?である)でいまいちパッとしないというか、特徴がつかめず描きにくいヒトではあるが
『はじめましてえ、イシババ新総理さんですねえ、わたくし、地獄の書記官と申しますう。歴代?総理にご忠告をしております、ぜひぜひ聞いてくださいねえ』
と、執務室の書棚のガラス面からの登場という、ホラーですか、ギャグですか、いわゆる官邸の怪談ですかという展開にも
「あ、あの(こ、これがガース総理だったか、アベノ総理だったかから出てくるというヒトではない存在ですか。キジダダさんも、ガースさんもはっきりとは言っていただけなかったですが、やっぱりいたんですね)。は、初めましてイシババと申します。よろしくお願いします」
と、思わずきちんと対応してしまう馬鹿丁寧さを持っているようなイシババ総理。
『では、さっそく、いきなり解散なんてやめましょうよ、運動会やら種々の行事、イベントを潰して、ニホン国民の楽しみを潰しまくるなんて、長としてどうかと思いますよ。時間もないし、まー誤魔化すつもりならいいんでしょうけど』
「そ、そんな誤魔化すなんて。裏金と申しますかそういう議員も非公認としましたし」
『それでは、全然足りませんよ。ちゃんと調べて処分もまだまだ。だいたい収入誤魔化すって結構な罪なんじゃないですか、現世では。“中小企業、個人事業には厳しいのにそんなに自分らに甘いなんて、ホント酷い。やっぱ化けて出てやりたいけど、ダカイチ、アソウダ、キジダダ、やっぱり新総理イシババですか”と亡者さんがウルサイと獄卒もいってるんですけど』
「その、ば、化けて出られてもワタシはどうすることも。そのう、ニホン国民の意見をですね、吸い上げたいとは思いますが、憲法改正とか、議論を進めたいと」
『え?あのー、ぜんぜん進められないというか、スタート地点にも立てないですよね、ジコウ党の方々。だいたいゴウノさんもダカイチさんもろくに憲法理解していないというか、オオイズミ・チンジロウさんなんて読んでもいないんじゃないんですか。そもそもそれでよくニホン国議員なんてやれますねえ、守るべき法律も知らない、わからないなんて。総理候補からそれなんですから、議論どころか、議員として知っとくべきことの勉強会から始めたほうがいいんじゃないですかあ』
「そ、そんなワタシは読んでますし、い、一応。その、そういう議員を選別もあって選挙を」
『それは、ヤルベキコトをやってから。まず党首と議論とかしなきゃならないですよねえ。あ、あと保険証廃止とかあ、もう支離滅裂な強行策をやめるとかいう御約束とかは反故にする気ですかあ。一般党員をダマすための方便ですかあ、解散してうやむやにする気なんですかあ。やっぱりイシババさんも』
「い、いえ、ワタシはその、言ったことを取り消す気は」
『とはいえ、ウラガネさんとか非公認するはずを玉虫色なこといってたり。インボイスとかあ、ホントに見直してほしいことを取り上げなくて、議論どころか理解もしてない憲法いじろうなんてアブナイですよねえ。さすがに時代遅れかもしれない武器を熱く語ってしまったりする軍事オタクといわれるだけあるというか、やっぱりイシババさんもダメ、アベノさんらと一緒に地獄に』
「い、いえ、そんなワタシはニホン国民のために」
『それじゃまず、ニホン国の公務員、子供、それに避難所が投票場所にされそうな北陸被災地の方々のために、いきなり解散総選挙なんてやめたらどうですかあ、だいたいそんなことやらないっていってたのにい』
「え、えーと、そのですね、それには」
早速、ガース総理以来の受難というか、試練である地獄の書記官の毒舌洗礼を受けるイシババ総理であった。
どこぞの国では、選挙前にはいいことを並べたてて、選挙後は玉虫色でごまかす与党議員がウジャウジャいるようですが、さすがにそろそろ国民も気が付きそうですねえ、イベント、行事があるからといって選挙行かないと、そのうち、そういう娯楽も楽しめなくなりそうですねえ。いや、もう節約しまくって後がなくなりつつありそうですが。