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憂愁の時  作者: 憂
7/8

優柔不断の決意

引き戸の食事処。

扉を右へ開けるとそこにはカウンターが有り、こちらを正面にしたところに二人はいた。

私はすぐに扉を閉め、子供の手を引きそこを後にした。

間も無く彼が追いかけてきて

「君のことが好きだ、とても好きなんだ、

でも、彼女のことも好きなんだ」・・・・

「ごめん 明日荷物をまとめて帰るから!」

と話している時に、彼女がやってきた。

「もう、帰ってくれ」

と、彼女に言い放ったのだ。

そして本当に荷物をまとめて、彼は帰ってきた。


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