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離婚の伏線と結末
その時に、主人に対する申し訳なさと、子供に対する思いとが重なって、勝手ではありますが、ひとりになりたいと思いました。
「ひとりになりたい」と置き手紙をして家を出ました。
ホテル泊まりをしていて、色々と悩んでいました。
その彼とはお茶を飲んだりしていました。
そのうち彼は寮を出てアパートを借りたのです。
私はそこのアパートに泊まりに行くようになり、そういう関係になったのはいうまでもありません。
一緒になるとか何にもないのに、彼が自分の実家にわたしを連れて帰り、お父さんとお母さんに引き合わせた。
その時ご両親が、とても可愛がってくださった。
噂を聞いた旦那さんに動きがありました。
彼は小学校の教師をしていて、そこの小学校に行って話し合いが始まりました。
一回だけわたしを返してくれ、まだ離婚もしていないので。
と言われ、わたしも一度帰ることにしました。
その時に、夫はわたしに「僕が女を作ったから、怒って家をで出た。」
ということにしておくからと言われ、けれども帰る勇気も無く、離婚という形を選択しました。