4 奴隷の一日(4)
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あれから何時間経ったか分からない。
「あら?もう目覚めちゃったの?」
上を見上げると可愛らしい少女がいる。
この少女は…………。
「どうしたの?」
頭がうまく働かない……。
けどこの子からすごく良い匂いがする……。
「ニャ~❤」
「多すぎたと思ったけど凄く甘えに来てくれた!」
多すぎた?何のことか全くわからない……。
でも、凄く気持ち良いからいっか~。
「じゃあこれはもういいわね」
そういうと、部屋にある呼び鈴でメイドを呼び数分したところでドアにノックが鳴ったのを確認すると小瓶に入っているマタタビをメイドに渡した。
なんか心拍数が上がってきているような気がするのは何でだろ?
でも逃げるチャンスは今しかないのに体がフニャフニャになって上手く動かないや。それに下腹部辺りがうずいたような感覚があった気がする……。
「はい、お待たせ~」
良く分からずにいるとまた戻って来て頭を撫でてくれる。
すごく気持ちいい…………。
「どんどん甘えてくれて嬉しいな~❤」
頭や耳の付け根、頬、喉、背中、尻尾の付け根を撫でてもらっていると数十分があっという間に過ぎてしまった。すると意識もはっきりしてき、今の状況が飲み込めてこれた。
もう撫でられるのは良い!!
頭に手が来た時にひょいとかわし窓を見て明るさを確認する。
太陽は真っ赤に輝き空はオレンジと紫がかり沈んでいる途中だった。
「あれ?もう撫でられるの嫌になっちゃった?」
それよりさっきまでの状態がマタタビのせいだと今の冷静になった頭ではすぐに理解できた。
また、マタタビを使われたら堪ったものではないのでさっさと逃げる事にしよう。
まず、自分の部屋にある食料、飲料水、衣服を取りに戻らなくてはならないがこのお嬢様をどう撒くかだよな。
ここから出る方法はドアの前に座ってお嬢様の方を見て鳴いてれば開けてくれるはずだ。でも、本当にどうやったら撒けるのか見当がつかない。こんな子猫のような体で走っても撒けるようなスピードも出ない。
いや待てよ……。
良い方法を思いついた!!
◇◇◇
「もう戻ろうよ~」
俺は自分の部屋来ている。
それもお嬢様に抱っこしてもらって運んできてもらった。
「お、お嬢様!?何故こんな所に居られるのですか!!」
俺に「帰ろ~帰ろ~」といっていた所を業務が終了しているメイド達に見つかり連れ戻されて行った。
ドアの隙間から顔を出し周囲を確認してから顔を引っ込めて人型に戻る。
よし、行ったみたいだな。
「あれ?また爪が伸びたか?それに髪も若干だけど伸びているような……」
若干の体の変化に気にしながメイド服を着ていく。
着終えたら数日分の食料、水分ともう一着のメイド服を鞄に入れて窓から出る。
さっきまでの夕方が嘘みたいに暗くなりだし、昼間の一件もだいぶん落ち着いて来ているので警備の人数が少々多い程度なので問題ない。この姿になってから身体強化や隠密といったことが格段に上達している今では、簡単に壁を超えて抜け出せた。
「よし、これであとは奴隷商の馬車に隠れるように乗り込むだけだな」
奴隷の少女たちが乗ってる馬車に近づいて、首に手刀をいれて行こうとしたけど乗っていたのは三人しかいなかった。
人数が少ないのはありがたいな。
身体強化で一瞬で三人の背後に回り気絶させていく。服を脱ぎ鞄に入れ鞄は樽を積んでいる間に隠し昼間の時のように猫を呼び猫の姿になる。
後は待つのみだね。
女の子たちの陰に隠れ今日の疲れを癒すために就寝する。
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