表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/28

3 奴隷の一日(3)

出来れば評価お願いします

ツイッター=https://twitter.com/coki1547

カクヨム=https://kakuyomu.jp/works/1177354054884538904/episodes/1177354054884538907

 猫も姿だと走るスピードが早くても、歩幅が狭いので一時間ぐらいかけてやっと、着いたは良いが猫のままだとドアは開けれないし人の姿に戻ると全裸になってしまう。

 それに早くここから出ていかないと売られてしまう。


「ニャー、ニャー、ニャー」


 ニャーニャーと声を上げてはみるも裏手の方から集まっているのか正面玄関には誰もいなかった。


 困ったな。人が戻ってくるのを待つか?だが待っていたら人に見つかる可能性が上がる。

 

「あら、可愛らしい猫さんだ」

「ニャッ!?」


 うだうだ考えていたら周囲の注意が散漫になっていた。


「そんなに警戒しなくても良いのよ?」


 急に背中を撫でられ、吃驚して変な鳴き声を上げてしまった。

 誰かと思い振り向くとそこにいたのは、アリスお嬢様だった。


「良い子だな~♥️」

「ニャ、ニャー」


 この姿で会うのは初めてだったがやっぱり、女の子は動物が好きみたいだ―好みはあるだろうが―。

 そんななか、少しずつ後退していたら子供らしいぺったんこを押し付けながら抱き上げられた。


「お腹が空いてるの?」


 大人のようなしゃべり方をしてはいるが皆の目がないとこでは子供のようなあどけない姿をしていた。


「じゃあ私の部屋に行きましょう」


 何も反応を示していなかったが、中へ入れてくれて感謝しかない。


「毛並みが凄く綺麗だけど首輪が無いんだよね」

「ニャ~♥️」


 気持ちいい!!なのこれ、今までで一番かもしれない!さっきは、吃驚したが分かていてやってもらうと全然違う!



 自然に尻尾がゆっくり動いているのをお嬢様は楽しげに見ている。 撫でて貰いながら移動しているといつの間にかお嬢様の部屋についてしまった。


「ついたよ~♥️」


 どうしよう……。

 気持ちよすぎて気付かなかった…………。


 どうすることも出来ないまま入ると二人や三人が寝ても余裕があるぐらいの大きさのベッドとウサギや猫の可愛らしいぬいぐるみ、本棚には色とりどりの絵本、勉強用の机に明るい色のソファーというかお洒落で可愛らしい部屋だった。


「ニャ、ニャー……」


 一通り眺めると今まで寝泊まりしている部屋と比べてしまい腰が引けてしまう。

 そんなことを思っていると俺はソファーの上に降ろされた。


「ちょっと待っていてね」


 そういい、また出ていった。


 餌ならいらないんだけどな。

 そのときはそのときで食べれば良いか。


 勉強机の前には窓があり、さっきの木が見えるだろうが登れる自信がない。


 情報確認も必要だよな……。


 ソファーから降りて勉強机の方へ向かう。椅子の高さが結構あるが、この猫の姿からは想像が出来ないほどの跳躍力があり、軽々と椅子に机にと登っていけた。


 猫ってこんなにジャンプできたんだ……。


 窓から外を見ると、木の撤去作業が見えた。

 メイド服はどうなったか分からないが、俺が死んだことになったらなったで良いんだが……。そんなに上手い話は無いように、もう少ししたら捜索が始まるだろうな。

 その予想は外れることはなく、お嬢様が帰ってきて、数分後には外や館内が騒がしくなった。


「何かあったのかな……?」


 身が解されている魚を頭や背中を撫でられながら食べていると、そんなことを言っていたがご飯に集中しすぎて右から左へ通り抜けていった。


 ご飯を食べ終え、おねむ状態になりかけているとノックオンが聞こえて来て、ウトウトしながら頭を向ける。


「入ってもよろしいでしょうか」

「ええ、かまわないわ」


 子供のようなしゃべり方をやめて、子供っぽさは残るも凛とした声に変わった。


「失礼します。お嬢様、こちらにリナはこられませんでしたか?」

「来てないわよ?」


 サラはいつも通りの声音、いつも通りの微笑を浮かべて話している。


「それと……その猫は?」

「玄関の前にいたのだけど、お腹も空かせてるようだったし連れて入ったのよ」

「そう……でしたか…………」


 お嬢様は気付いてないようだったが一瞬だけ嫌そうな顔をした。


「リナがこられましたら、その際は私が呼んでいたとお伝えください」

「わかったわ」


 ドアを閉める時に一礼して出て行った。


「…………行ったみたいね」


 目を瞑って、聴覚だけに集中し行ったことを確認するとこちらを振り向いてきた。


「じゃあ、なにして遊ぼうかな~❤️」


 羽が付いた棒をどこからか取り出してきた。


「こんなんはどうかな~❤️」


 パタパタ目の前をちらつかせれると我慢できずに反応してしまう。


 前足が当たる直前で引かれるのでムズムズする。


「こっちだよー」


 猫の姿だと尻尾が素直過ぎて困るが、今は楽しいから関係ないよね!!


 それからひとしきり遊ぶと眠たくなりお嬢様は優しく微笑み、寝かしつけてくれた。


 ――あれ、俺って年上だったよね……。


 ふと、そんな事が浮かんだが眠気によって消された。


出来れば評価お願いします

ツイッター=https://twitter.com/coki1547

カクヨム=https://kakuyomu.jp/works/1177354054884538904/episodes/1177354054884538907

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ