表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に行きませんか?  作者: 罪深き狩人
5/19

レベル上げ

 朝、ゴブリンの声が聴こえる中、目が覚める。ゴブリンの声を聴きながら、昨日のことを思い出していた。昨日はゴブリンと戦いで改めて強くならないといけないと思う。そして、武器がないので、武器を作らなければならない。幸いここは森なので、そこら辺にある木の棒を使って武器を作ろうと思う。武器と言っても木の棒の先を鋭くさせただけ、だがないよりはマシに戦いができる。

 いつの間にかに見慣れた風景を見ながら、歩いていると、木の下でのんびり寝ているゴブリンがいる。その事に親近感を覚えるが、強くなるためには、ゴブリンを殺してレベルを上げないといけない。息を殺して忍びより喉を狙い全体重をかけおもいっきり刺す。ゴブリンは声を出す暇なく死んだ。その場をすぐ離れて次のゴブリンを狙う。

 次のゴブリンは、さっきのゴブリンとは違い辺りを警戒しながら食べ物を探している。近くの茂みに隠れて、ゴブリンの隙を伺う。ゴブリンがリンゴを見つけて、リンゴを採ろうと俺に後ろに姿を見せたとき一瞬で距離を詰め後ろから、喉を刺す。しかし、ゴブリンは刺す瞬間俺に気づいた。ゴブリンと俺の距離は近い、ゴブリンは喉を刺されることを免れたが、右肩に武器が刺さる。

「ギャアァァァァ!!」

 痛みに耐えきれずゴブリンがおもいっきり叫ぶ。その隙を逃さず喉に刺す。ゴブリンの声が止んだ。

「「ギャアァ!」」

 しかし、ゴブリンの叫びに呼び寄せられた、新たなゴブリンが二匹くる。前回の戦いの学習をしているので、ゴブリンに挟み撃ちにされる前に素早く動いて一匹を殺しに行く。


《スキル》

<高速移動>を入手しました。


すかさず、

「<高速移動>」

 刹那、ゴブリンと十メートル位離れていた俺は、ゴブリンの目の前いた。そのままゴブリンの喉に武器を刺す。断末魔をあげる暇もなくゴブリンは死んだ。二匹目は俺が高速で移動したことに驚いていたが、すぐに体制を整える。

 ゴブリンとのにらめっこが続けた中俺は、ゴブリンに向かって、武器を投げる。ゴブリンは俺の行動に驚くが、冷静に投げた武器をかわす。武器をかわすことは想定のうちだったので、ゴブリンがかわす前から、移動を始めていた。ゴブリンはかわしたことで隙ができていた。その隙を逃さず殴る、殴る、殴る。

「ギャアァ、ギャ、ギャアァァ……」

その叫びを最後にゴブリンは死んだ。

「レベルが上がりました。」

「ステータスオープン」



《ステータス》

レベル:4

体力:58 /60

魔力:35 /35

物理攻撃力:27

物理防御力:32

魔法攻撃力:22

魔法防御力:22

素早さ:27

運:40

《スキル》

<簡単レベルアップ> <簡単習得術> <女性耐性> <鑑定> <体術> <痛感耐性> <精神耐性> <高速思考> <並立思考> <高速移動>

 

 《魔法》

<イベントリー> <無属性>


《回復魔法》

<ヒール>


 《称号》

<ぼっち> <神に遊ばれたもの> <転生者>


 《加護》

<神の特典>


 レベルが上がっていることを確認して、さっき殺したゴブリンが採ろうとしていたリンゴを食べる。我ながらひどいと思うが、生きて行くためには仕方がない。

 投げた武器を探していると投げた武器を持っているゴブリンを見つけた。かなりめんどくさい、本来なら絶対に逃げるがそこそこ使いやすかった武器を盗られたとなれば、話しは別だ。茂みに隠れて隙を伺う。ゴブリンが背中を見せた時小声で

「<高速移動>」

 ゴブリンを殴ろうとするが、武器で防がれてしまう。ゴブリンは大きな一撃を放って隙がある俺を刺そうとしてくる。しかし、レベルが上がったことでゴブリンの動きが少しゆっくりに見える。刺そうとしていたゴブリンの腕を肘で殴り膝で蹴る。必然的に腕が変な方向に曲がる。

「ギャアァァァ!」

 痛がるゴブリンのケガをしていない腕をとり、そのまま空に投げる。落ちてくるゴブリンに左脚を軸にして回りながら、真上に落ちてくるゴブリンにの頭にかかと落としを喰らわす。

「グシャ!」

 鈍い音を出しながら、ゴブリンは死んだ。武器をとり、思う。

「俺ってゴブリンを投げるほど力あったけ?しかも、回しかかと落としなんてできたっけ?」

 改めてステータスの凄さに気づいた。

「ワァオーーン!」

 ステータスの凄さを考えることを狼の鳴き声を叫ぶモンスターに邪魔された。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ