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六羽

さて今回は学校が夏休みや連休でもないので、集落の一つと交渉すればいい。

教会もやりましたという事実がほしいだけだし。


「でどの集落だ?」


バッカスがそう聞いたら


「ふふ、一番大きい集落にいってもらいます。」


と答えられた事から見ても間違いないと思う。

正直剣聖と聖女が交渉に行ったらそれでいい、聖女と剣聖は仲いいよ、と言ったところ。

ダンジョンでもない場所には余り強いモンスターは出ない、ましてや神殿騎士とかが負けるわけがない。

目の前にモンスターが一匹も現れない。

当然だ、こっちが強過ぎる。

ので特に何もなく集落に着いてしまった。

「何者だ!」


一番大きいリザードマンが武器を構えて聞いてきた。

周りには彼より少し小さめのリザードマンが同じく構えていた。


「私達は交渉に来ました。」


聖女がにこやかに手を広げてそう言った。リザードマンが警戒してるので俺達は武器をすぐ手に取れるようにだけ気を張っておく。


「信じられんな…信じてほしければ力で示せ。」


相変わらず口と声が合ってない、海外映画を字幕で見てるようだ。

今は共通語が有るからいいが昔は世界がバラバラに自国語を喋っていたらしい。

今では共通語のお陰で新しい世界でしかこういった現象は見れない。


「ではレイジさん、頼みますね。」


面倒臭い、どう見ても差が有りすぎる。

武器も技量もレベルも…。


とはいえやらなければならないので前に出る。

バッカスが自分が行きたいと言ってるが気にしない、エルウィンが何か考えこんでいる。

マリアベルやシルヴィアはもう観戦モードだし、聖女はニコニコ胡散臭い笑顔だ。


…霊時伊織だ。


「俺はこの集落の長をしている、ジョンソンだ。」


微妙な名前だ…何かリザードマンらしくない気がする。


「では行くぞ」


そう言って切り込んで来る。

剣を取り出し切り返す。


…はっ。


からん…と剣が落ちた。

相手の剣を切ってしまったのだ…。

いや…別に狙った訳じゃないのだが鍔迫り合いしようと思ったんだが…。


…何かごめん。


いたたまれない気分になった、後ろからは何してんの?、という視線を感じて前からは、はぁ?と言う感じの顔が見える。


「俺の負けのようだな。」


真面目なヒトで助かった。


「では交渉していただけると?」


おい、聖女少し気を使え。


「我々側が負けたのだからむしろ此方から頼まねばならんな…」


わぁいいヒトだ…。

ごめんなさい、剣折って。


その後はトントン拍子に進んだ。

この集落が一番大きく最も力が有るらしいそのため他の集落にも連絡してくれるらしい。

まぁそれでも反抗する集落は出てくるだろうが。


短いな~次はもっと頑張ります

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