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三羽

とりあえず勇者パーティーとの戦闘は避けられた…。

…尊い犠牲が有ったような気がするが気のせいだろう。

「いや死んでねぇから犠牲じゃねぇから嫌いだからって殺すなよ」…じゃあ寝てるから。

「いや寝んじゃねぇよ」

「そうは言ってもレイジが大半を構築なさったのでしょう?」

ゲームが余りメジャーになる前に世界が繋がったため余りそう言うノウハウが無かっただけでこんな物は大したことでは無いのだが。

ゲームもRPGは余り出てないどちらかと言えば格ゲーが多い。

英雄VSとか。

ちなみに俺は最近のに出ていてやたらトリッキーなキャラらしい。

…日の目が当たらないクラスを使えるようにしただけだが。

「日本人は謙虚な方が多いと聞きますがレイジは特に謙虚ですわ。」

「そうですね~もっと誇っても良いと思いますよ~」


なんだかな~目の右下に表示されているゲージの三本目が何なのか説いたりしたときも驚かれたし付加魔法の変わった使い方を考えたときも驚かれたし…正直疲れる。

三本目がTPテクニカルポイントで敵を攻撃したり仲間を回復したら増えることと奥義を使ったら消費したから気づいた付加魔法は他の魔法系を経由すると覚えた魔法を付加出きるようになった。


ちなみに神託が無いから分からないが一定レベルを越えるとセカンドクラスが設定出来たりする。

少なくとも200以上だと思う。


とりあえず暇なので窓の外で体育をしているチノを眺めておく。

しっかしちっちゃいな~さすが兎人大半がちっちゃい種族だしな~可愛いな~。

前で教師が授業をしているが多分俺に気づいても何も言わないからな~



「あ~かったるかった。」

…確かにあの授業は暇だね。

教科書、殆ど俺が書いたままだったし。

「で、今日はどこか行くのかい?」

…特に無いな…単位も足りてるからクエストも取る気無いし。

「わたくしはレベル上げがしたいですわ」「わたしは~特に無いです~」

「レイジ、勝負しろ。」

…マリアベルちゃんとトドメは刺さないと実戦だったらかすり傷が付くだろ。

「ごめんなさい~次はちゃんと息の根を止めるわ~」

「全くですわ!いくらリュウノスケが弱くても不意打ちされれば怪我位しますもの」

「おめぇーら本当にひでーな」

いつもの事だしな。

「レイジ、お前は昔っからそうだ!俺のほしい物を全部!」

…何の話?

「糞、死ね!」

リュウノスケが剣を振り抜いてきた。

SPDが違いすぎてスローに見える。

指二本で受け止める。

「何!」

「いや良くやられてるだろお前。」

バッカスの言うように勇者パーティー最強と言えど差が有りすぎて剣を抜く必要さえない。

指二本に力を入れて剣の耐久を0にする。…はい、折れた。

「折れたと言うより砕けたが正しいかな」「まぁそうだけどよぉ。訂正する意味有んのかソレ。」

リュウノスケは悔しそうな顔をしてコッチを見ている、殴りますか?

なんちゃって。

「覚えてろよ…」

…回数が多いから無理。

「くそ、くそ、くそ」

そう言いながら走って逃げ出した。


一応倒した事になるので経験値とSPを貰ったとインフォメーション(他の人は信託って言っている)が入った

レベルがカンストしてるので経験値は要らないが、SPはスキルを取るのに居るからな。

「何か新しいスキルでも取るのかい?確かアビリティはレベルで手に入れるからもう手に入らないはずだし。」

アビリティはクラスに依存するがスキルはみんな共通の物にクラス専用と生まれつきのユニークが有る。

ユニーク何て殆ど持って無いしな。

持ってるとしたらクラブの為に朝早く行った妹くらいか。

知り合いは。

いやマリアベルはセレスティアだから飛行スキルをオートで持ってたか?

吸血鬼は吸血が生まれつき有るらしい、本人が言うにはスキルレベルが高いと障るだけで効果を及ぼすらしい。



行きつけの喫茶店でカプチーノを飲んでたら

「お兄ちゃん!」

…ん?

「雛ちゃんまたお兄ちゃんに勝負を申し込んだって本当?」

「ホントですよ~」

…またおばさんが謝りに来るな。

ボソッ(いつ気づくんだろ!)

ボソッ(ハッキリ正面から言わないと気づかないと思いますわ。)

何かひそひそ話が始まったんだが…

「あ~おめぇーは知らなくていいんだよ」「そうそう知らなくていいんだよ」

…ふーんならいいか…

ボソッ(いやこれはフリだろ)

ボソッ(どれだけ勇者のこと気にしてないかよくわかるね。)

みんなひそひそ話をし始めた寂しい。

チノ早く来ないかな~。



少し携帯を弄って。

…あ、依頼が来てた…。

「「何!」」

…マナーにしてたから気づかなかった。

「で、何て?」

…新しいダンジョンに行ってくれと。

「どうかしましたか?」

チノ登場。

…お帰り。

「はい、ただいまです。」

とりあえず抱きしめてみる

「今日は体育だったので…」

…チノの匂いがする…。

「…恥ずかしいです…」

「あ~勇者ドンマイいやマジで」

「哀れですわ…」

「いやこれは割って入れないよな…」

「あらあら~ラブラブですね~」

有象無象何てどうでもいいな、チノが可愛い過ぎて生きてるのが辛い。

「お兄ちゃんここお店…」

…いいんだよ、ほぼ毎日金を落としてるんだから。

「うわ…」

「レイジさん、何の話をしてたんです?」…新しいダンジョンにいけと…

「参加者は何人です?」

…閉鎖中らしい。

「へーおもしれぇな俺参加。」

「SPが欲しいのでわたくしも」

「じゃあ僕も。」

「あ、わたしも~」

「フ、俺の魔眼が疼くぜ。」

…ナイトいたの?

「いやさっき来たんだ、日直だったから」…ナイトぇ…

「ふ…機関の奴らが邪魔をしてきてな…」俺とチノは当然参加で。

7人か。

…斥候がいねー誰か呼ぶか?

「ルパンは?」

あの引きこもりな…ん、メール?

『行く』

…行くってさ。

…じゃあ明日ギルドで。

初戦闘!差が有りすぎた!

リュウノスケと雛は付き合ってません。

レイジの勘違いです。

と言うかチノしか見てません。

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