開戦前夜
キノコを食べて。気を失った。とび
彼はなぜここにいたのか、・・・何年かさかのぼった過去が夢に出る。
この話は数年前にさかのぼる。
人口が五千万人までに減少していた日本、労働力確保のため日本政府がとった政策は、ロボット雇用導入計画
しかし、財務費の拡大にともない、よそうに反して初期導入数の半分しかできなかった。
雇用確保失敗により莫大な借金を背負ったこの島国は、各国、特にアジア圏に助けを求めようとする。
が、しかし、アジア貿易提携会議にて、交渉決裂
政策の失態によりこの頃の日本は政治が不安定で、民間人による。税金をむさぼる議員達を狙ったテロ工作が起き始めていた。
国力を失っていた日本は、苦肉の策として、アメリカと軍事協力基本法を作り実質的に外国の暗殺部隊の日本への上陸を許した。
そのかわり暗殺部隊の隊長に日本人をとのことだ。彼らの任務は民間テロ組織の暗殺、解体であった。
暗殺部隊デルタフォース、東京にある彼らの専用ベイスから声が聞こえてきた。
その部隊の副隊長を務めるのが『daril』(ダリル)海兵部隊からのたたき上げの兵隊だ。
「おいおい副隊長なに寝ぼけてんでさぁー 新人隊長が挨拶にきてますぜぇ」
「今、副隊長起こしてるのが『aruhuretto』(アルフレット)、参謀兼スナイパー後方からの援護、サポート指示がかりだ。」
「副隊長はーーー、起きないっっしょ!! いつものことだしーーー」
「こいつは『right』(ライト)、一番の若手だ、工作員兼諜報員でもある。」
「そして俺が最前線で戦う『curl』だ。よろしく隊長さん、」
そういいながらカールは、新人隊長に敬礼をした。その時後ろから声が聞こえた
「日本軍はどうかしているのか? 隊長がこんなに若いなんて、きいてないぞ」
寝ていると思っていた副隊長の声だ。
「ワァーオ!!、珍しく副隊長が起きチィマッタゼぇー」
「おいおい珍しくとは何だライト、私とてたまにこうゆうこともあるだろう。おっとそれとよろしくたのむ隊長さん。」
そう言って隊長の前まで歩いてきた副隊長ダリルは、手をさしのべてきた。
やけに髪が長いが戦いには邪魔だろと思いながら新人隊長は握手を交わし初めて、副隊長の顔を見た。
「え・え・・・・・・・・・・」副隊長もといダリルは女性であった。
「なんだお前も女を馬鹿にするのか?」
「ちち・ちがいます。」
歴戦の兵士が女だとは誰も思わない。まさかまさかである。
しかし歴戦を戦ってきた女性の兵隊は、みなこうなのだろうか なにか妖艶で、心を奪われそうな声と、
誰にでも理性との戦いをさせてしまう。そんなパーフェクトなボディーであった。
「まぁいい、お前の名前は?」
「ト・トビです。」
階級では、隊長もとい、トビの方が上ではあるが、やはり日本人の気質でなにかよそよそしい、そんなことは
関係なく話は進む。
「あいさつはこれくらいにしておこう。あっそうだ鳶おまえ実戦経験は?」ダリルが聞いてきた。がっつり男言葉
「え・えーーーっと、民間の日本の特殊部隊に2年間そこからPMCに十年です。」
「ほぉー・・・・十二年とはずいぶん長いな、ちなみに戦地は?」
「シリア、イラク、アフガンに二年間ずつ、アフリカの内戦に四年です。そこから日本政府に再度雇われて、」
「ま・まじかよーーーーー!!!! 全部げきせんくじゃねえかぁーよく民間で生き残ってたな。」
「うるさいぞ、ライト、まぁ大抜擢も納得だ若いのになぁ。」カールは、日本政府の人選納得したようだった。
「は・はい・・・・・・」
「さぁー今日はこれくらいにして寝ておけ明日は早いぞ、」ダリルが命令した。
さすが副隊長だれもが迅速に、行動した。
「それじゃーまた。」
「わ・わかりました。」
鳶はダリルとの挨拶を終えベットに寝そべり、眠りにつくのだった。しかしまだ彼らはしらない、
日本の平和は今日までであると。
・・・・・・・・こちらアルファー7異常なしどうぞ、
東京の上空一万メートル区域そこにはデルターチームのステルス戦闘機が飛んでいた。
「こちら本部、ホントに異常はないのか?」
「こちら、アルファー7、これといった異常は見受けられません」
「なんだ誤作動か・・・アルファー7、すまないがもう一度だけ旋回して戻ってきてくれ。」
「りょうかい・・・・・めんどくせ、さっさと戻るか」
「ふぅーーあぶねえあぶねえ、せっかく誰も来ないと思ったのに、誰だよ俺発見したの。だいたい
人間一人ぐらい見逃せって話だろ。まぁーいいか、それよりさっさと、リアルスコープ、イン東京」。
彼は誰なのだろうか、デルタでもましてや民間テロ組織でもない彼はどこの組織の人間なのだろうか。
彼の装備は現代では、最新式の装備であった。
呼んでくれてアリガトウございます。
やっと時代背景かけました。