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テスタメント  作者: 竜丸
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第11章 蜃気楼は幻の城と共に (4)

     7


 こんな言葉、変なのかもしれない。知らないし見たこともない、けど、けれど、雷祇の頭をある言葉が占める。

「懐かしい……」

 涙が流れる。何の涙か知らないし、知りたくもないだろう。今雷祇は、雷を使ってこじ開けた先の、何十段か下の部屋にいた。模様もない、色もない。あるのは自然的だとは言えない鉛色の壁に囲まれた無駄に広い部屋と、数十本ある、人や動物あるいは魔獣の死体らしき物が漬けられた壁と同じ色の台と蓋のガラス状の筒。

「なんで僕……静華!」

 心の中にある疑問を忘れるまではいかないまでも、三人が筒に入っている姿は走りだす理由には十分だった。周りを確かめることすら忘れて、無事であることだけを願い近寄る。よく見える位置にまで近づいたことで、三人ともが目を閉じていると気づき、静華の入るガラスの部分に雷命で切りかかった。

「今助けるから!」

 言葉を折るようにガラスの擦れる、甲高い悲鳴のような音が上がる。雷祇の力は大したことはないが、それでも水漏れすらしないほどの傷しかつかないのは頑丈な証。

「待ってて!」

 焦る気持ちを力に変えようと何度も切りつけるが、静華の体が見えにくくなるだけで切れる様子はない。自分では切れないと思ってか、ガラスの筒の下を確かめ、上に何かないか飛び乗る。

「お願いだ。何か、何か」

 最初に触れて、すぐに蓋の部分は金属製だと分かったが、力を使うことなく、不安が慎重さを打ち消し、得体のしれない蓋を手で触りながら、カギか、ノブ、取っ手を探す。雷を送り込めば開くのかもしれないが、下手をすれば静華に危害が及ぶかもしれない。罠も仕掛けもあるかもしれない。普段の落ち着いて事を進めようとする姿勢は全く見えない。

「あった」

 見つかったのはスライド式の蓋の中に隠れていた、回す型の取っ手。

「今すぐ開けるから」

 取っ手を回すのは容易にできたのだが、蓋を開けるのが大変だった。どのようにして開けるのか分からなかった雷祇は、取っ手を隠していたのがスライド式だったので、小さく跳ねてスライディングしたがビクとも動かない。普通に考えれば筒などを蓋するのに使われるのは、一点が固定され、上げるタイプ。次にこのタイプを試すと、蓋が少しだけ浮いたが、それまでだった。上に乗っているせいで開けるまでいかず、降りて下から開けようにも体を伸ばしても蓋に届かない。

「どうする、どうすれば。あれは、使えないか」

 使える物がないか探していた雷祇は、もう一度蓋に乗ろうと見上げた。明るく部屋を照らす、天井からぶら下がった電球。雷命は今は邪魔なだけと床に置くと、上に飛び乗り、筒の倍以上のぶら下がっている電球のうち二本掴むと、ツタを登るように雷祇がぶら下がり、逆さ吊りの状態になって蓋に手を伸ばした。人がぶら下がることなど想定されていない電球は、天井から一メートル近くぶら下がっているのにミシミシと音を立て、聞こえているはずの雷祇は無視して蓋を開ける。蓋は雷祇があのまま乗っていれば確実に開けれなかったほど重く、天井と電球の線の限界の音がさらに増す。気遣っている暇はない。さらに力を込め、天井から離せと言っているような大きな軋む音を聞こえないふりして、地面から垂直の位置まで蓋を開けると、少し開けるだけで後は蓋の重さで勝手に開いた。

「静華、待っ、うわっ」

 電球から筒の端に降りようとした瞬間、限界を超えた電球が雷祇の体ごとガラスの筒の中に落ちそうになる。まだ電球には明かり。

「これは!」

 液体に落ちた時のことを考えず、咄嗟に手を伸ばして二つの線を投げ捨てた。手から離れて線が筒の外に出ると確信を持てた時には、液体の中に頭から落ちた。透明とはいえ、得体のしれない液体の中に落ちれば少なからず怖いだろうが、その程度のことと思わせるくらい、今の雷祇には怖いことがあった。

 “お願い、無事でいて”

 初めて出来た同い年の友達を失うこと。目を閉じることなく落ちていた雷祇は、静華の姿を見失うことなく、落ちた勢いそのままに肩を掴んだ。遅れて落ちてきていた足が完全に浸かるのを待っていられず、上半身だけで静華の体を引き上げにかかる。意識は完全に液体の中にあった雷祇だったが、遅れていた足の方から激痛が頭に走りぬけた。普通なら声を上げてしまう痛みも、今はやっと足が液体の中に入ったのだと知らせるだけで、雷祇は一気に静華を引き上げた。顔を液体から出して固定、自分は片手でガラスの端によじ登り、反対側に流れる血を見ることなく静華の体を液体から抱え上げた。脇を持っていたので、ちゃんと足を抱えてガラスの筒を飛び降りた。

「えっと、こういう場合は、えっと、ど、どうするんだ? 落ち着け、思いだせ……そうか、名前を呼んで。静華、静華! 大丈夫!」

 名前と一緒に頬を叩いて覚醒を促す。返事はない。不安になり、強めに頬を叩くと、瞼が微かに動き、胸が眠っているように穏やかに動き出した。

「よかった……って! シャーミとミーシャ」

 生きていると確信を持てた雷祇が立ち上がりつつも、二人の下に体を向けて行こうと一歩踏み出した。

《首ぐらいいいか》

 後ろの気配。横からは何かが首に向かって迫ってくる。雷命を抜く動き。

「しまっ――」

《餌かな》

 すっかり忘れていた、雷命を持っていないことを。反応は鈍くない。足の怪我もまだ意識なく、動ける雷祇。そこに容赦なく何かがぶつかり、雷祇を静華の入っていたガラスの筒の横を通り過ぎて壁にまで吹き飛ばした。

《ほぉ。あの体勢から、跳んで防御したのか。だが――》

 雷祇の血が付く物が向けられる。

《それは不味かったな。その手じゃ、そこに落ちてる武器は持てないな》

 両方の掌から大量の血を流して壁に腰をつけている。

「また話獣、なのか」

《話獣じゃ……。あぁ? お前、どこかで……。いや、気のせいか。残念だが、話獣は鳥獣だ。昔は爬虫類もいたらしいが、神獣と違い鳥獣しか話獣にはならない》

 雷祇に傷を負わせ血を垂れ流すのは、巨大な鎌。驚き固まる雷祇の瞳には、先ほど出会った女王蜂とも異形の者とも違う、完全に昆虫のカマキリの姿をしたカイヤック程度の大きさの喋る生き物が映る。

《しかし、あいつらは何をやってるんだ。こんなガキに侵入されるなんて》

 虫の顔でありながら、表情豊かに呆れる姿の中に隙を見た雷祇は、手の傷で持てないだろうと考えつつも、雷命に向かおうと前かがみになる。ただそれだけ。

《止まれ。一応、その傷でも警戒はしないとな。ここまで来た訳だし、今の動きでもな》

 スヤスヤと穢れを知らない寝顔の静華の首筋に、大きな鎌が触れる。

《変な動きを見せれば、一瞬だ。いいな?》

 雷祇には頷く以外の選択権はなかった。


「いい加減諦めたらどうだ?」

 床に背をつける異形の者と、大股開きで見下すカイヤック。互いに上がる息も激しさも、二人の力の拮抗点には到底及ばず、落ち着くことも手を抜くこともできずにギリギリと熱を上げる。

「もう、決着だろ」

 純粋な力勝負ならどうだかわからない物の、イクリプスの両手持ちと異形の者の拳ではカイヤックの方が上。加えて、今は上から体重が乗る。圧倒的不利の状況でも、床に肘をつき意地でも異形の者は折れない。イクリプスを引いてもう一度叩きつければそれで決まる状況にあるというのに、カイヤックはこの状態から終わらせようと付き合う。相手が折れるまで。ただこの二人の決着は意外な形で訪れた。

「何の音だ」

 少し気の逸れた瞬間に異形の者が床から肘を離すが、動きを感じたカイヤックがまた腕を床に勢いよく押しつけた。これが不味かったのか、部屋の中に響く奇妙な音が床のひび割れだと気づいた時には、二人の体は落ち始めていた。

 足を引きずり、両掌の血を止めることなく肩の辺りに掲げる。自分の流れる血には気を止めることなく、静華の血は流さないよう気をつけて。

《しかし、あの停電は何だったんだ……》

 疑問が張り付いた言葉が漏れる。大方、先ほどの扉を開ける時に雷祇の使った力のせいだろうが、カマキリは知るはずもない。ゆっくり近づく。そう命令されたから。まだ、まだ飛び出せない。体は静華の入っていたガラスの筒の横。カマキリも雷祇の動きから目を離さない。警戒。それ以外にも、カマキリの表情には何か違う物が見え隠れする。このままでは何もできない、カマキリに隙ができない限り。

《天井からか?》

 雷祇の願いが届いたのか、部屋の中に聞き慣れぬ音。まだカマキリの視線は雷祇を網の目で捉えて離さない。カマキリに近づく、足の横には雷命。部屋の中にある意志ある瞳が睨みあうが、先に気が逸れたのはカマキリだった。

《何だ!》

 二人がいた場所から左手の天井が崩れ、雷祇は無事な方の足に体重をかけ屈み、雷命を拾い上げ踏み出した。別に音が鳴ったわけではなかったが、左手の天井から落ちてきた物を確かめる前に、警戒していた相手に視線を戻した。“あの怪我で!” 驚きはしたものの、人質の意味をなそうと静華に首に鎌が触れた。切り進んで血が上がりでもすれば雷祇の動きが止まると、雷命が触れた程度では自分の鎌は止まらないと、それぞれ考えて切り進めようとする。

「やらせない!」

 傍から見ずとも、自惚れとも違い、カマキリの方が雷祇よりも力は強い。なら今の状況、何かが弾ける音が鎌と雷命の触れた場所から上がり、上に吹き飛ばされているのはどう説明するのか。カマキリの頭が白く飛ぶが、雷祇が腹に突進すると、視界までもが白くビリビリとなる怪音の中に飛ぶ。雷祇はカマキリが吹き飛び、静華の首にほんの少しの傷しかないのを確認してから、もう一つ、落ちてきた物を確認する。崩れた岩の天井の瓦礫の中心で、見ていないから知らない雷祇はなぜそうなっているのか分からない、上から落ちた状況のままの二人を見つけた。

「カイヤック! ふた――」

 勝っているとはいえ、意識を緩めれば力の半減になる。異形の者はカイヤックが後ろに黒目を動かしたのを見落とさず、両足を折り曲げて腹の辺りまで引き上げた。カイヤックに気づかれても気にすることなく腹を蹴りつける。浮き上がるカイヤックだったが、足の踏ん張りでそれほど飛ばずに、これ以上体制を整えさせまいとイクリプスで追撃に向かう。異形の者は逆にこのチャンスを逃すまいと起き上がりながら回転。時間がかかりそうだが、カイヤックの力をイクリプスごと跳ね飛ばすにはリスクもいる。重たさも硬さもある武器の腕に回転を加えれば、それも可能。カイヤックは分かりながらも応じ、互いの武器をぶつけあう。

「チィ!」

 二人の戦いで初めて、直線でぶつかり合ったイクリプスが力負けしてカイヤックの体制が崩れた。異形の者と違い、体制の崩れに弱いカイヤックに連撃を加えない手はない。回転の勢いそのままに武器ではない方の腕で頬を殴り、上から額を額に叩き下ろす。浅くはないカイヤックの傷により深いダメージを与え、片膝を突くカイヤックに異形の者は止めの一撃。腕をより高く、より速く、全精力を込めて振り下ろす。

「ウォォオ――」

 交錯する噛みしめ合う歯の音と、互いの武器。一方は完璧な態勢で上から、一方は崩れた状態で下から。それぞれに負けられない意志を乗せて最後の攻防。額の肉を裂き骨まで削りとろうとめり込む拳、二人の戦いで初めて刃を見せるイクリプスが異形の者の脇の下を切り進む。血飛沫なんて派手な物は上げさせず、そんな時間があるなら細胞の一つでも切り、殴り潰せと拳に、イクリプスに力を込める。先に崩れたのはやはり、態勢不十分のカイヤックだった。床に突く膝からバランスが崩れ始める。それでもイクリプスでの攻撃はやめない。

「オォォラ!」

《ア゛ア゛ア゛ア゛!》

 戦う二人の声が交え終わった時、二人の目が言葉を交わす。

「終わった」

 床に強制的に寝かされたカイヤック。見下ろす異形の者は追撃を打ち込むのではなく、カイヤックからイクリプス、そして、戦いを終えたイクリプスの横で力の入ることのなくなった腕へと視線は巡らせた。

「こんな形で終わらしたくはなかったんだがな、二人を助けなくちゃならねぇ」

 雷祇の言葉で動いた黒目は、ガラスの筒に囚われた二人を見つけていた。起き上がるカイヤック、異形の者は動かず腕を見続ける。異形の者とのあまりにも人間離れしたカイヤックの戦いに呆気を取られていた雷祇。カイヤックは声をかけずに二人の囚われているガラスの筒を、イクリプスの柄頭で、それぞれ一撃ずつで割り二人を抱えだした。

「おい、嬢ちゃんズ、大丈夫か」

 いつものようにイクリプスを肩に抱え、二人を揺さぶる。別に気を抜いたわけではなく、終わった戦いに意識を向けていなかっただけ。

「もう無理だ。やめな」

 手に握られているのは、天井からぶら下がっていた電球が割れた二本の線。そんな物で一体何ができるのか。カイヤックは気づかなくても、雷祇にはすぐに分かった。

「カイヤック! 電気は液体を通すんだ!」

「あぁ? 何だそれ」

 走りだす異形の者。カイヤックはまったく意味が分かっていない。

「僕が力を使うのと同じ効果です!」

 今の状況がどれだけ不味いのか分かったカイヤックは、遠慮してられないと二人を投げた。雷祇は受け取りに走る。イクリプスで切るつける、液体がない場所まで逃げる、簡単な判断でもどちらも無理だとわかる。異形の者はカイヤックの腕に電球の線を押しあて、二人は電気の光りに包まれた。

上がる唸り声を聞きながら後で助けようと、まずは二人を受け止めようと足を引きずり走っていた雷祇の後ろから、息のかかるほどの距離で声がした。

《お前は後だ》

 もう少しで届いていた二人の体が遠ざかる。顔と脇腹にカマキリの蹴りを受け、雷祇は壁に叩きつけられた。

思い通りに動かず、脳の命令を無視して細胞が勝手に踊り、揺れる肉体。何度か制御できずに暴走しかけた雷祇の雷を受けていなけば意識など疾うになくなっていただろうが、この状況でも体への命令の仕方をカイヤックは知っていた。押さえつけた細胞を動かし、イクリプスの腹に電球の線を乗せて、遠くへ投げ捨てる。

《貴様からだ!》

 虫の羽音と共に憎しみの鎌が振り下ろされる。まだ痺れの中のカイヤックは何とかイクリプスで受け止めるので精一杯。踏ん張りなど利くはずもなく、羽ばたきに負けて体を持っていかれる。カマキリは勢いそのままカイヤックを壁に運ぶと、何とかイクリプスで堪えるカイヤックの逃げ道を絶ったと確信を持ち、もう一方の鎌を向ける。

《あのバカの腕を一撃で切り落とす。お前本当に人間か?》

「悪ぃかよ」

 耳を掠めて、壁に鎌が突き刺さる。一撃で刃の部分が全て壁の中に隠れたのを見れば、切れ味は言うまでもない。横目で見ていたカイヤックも分かってはいるが、下手に動けばジリジリとイクリプスの上を這って向かってくるもう一本の鎌にやられかねず、壁の中から引き抜かれもう一度向かってくる鎌をギリギリの、動きの少ない場所で避けるしか手はなかった。腹、頭、首、連続して三度突きがくる。全て身を掠めた。羽ばたきは止めずに、カイヤックを壁に磔にする。このままでは一方的に不味いカイヤックには救いか、カマキリにとっては不運か、鎌の跡から二人のぶつかり合いに耐えきれず、壁が一気に崩壊した。崩れる壁の中、カイヤックを逃がさないようにカマキリは飛んで二人の体は城の外に出た。

《どうした? 走ってないで反撃したらどうだ?》

 カイヤックは、カマキリの羽ばたきに合わせて地面を走る。もちろん、カマキリもカイヤックを逃がさないために羽ばたくが、状況は先ほどよりもカイヤックにとって悪く転がっていた。もしカマキリの羽ばたきから逃れれば、待ち構えているのはカマキリの鎌。低い位置で、カイヤックが逃げ、羽ばたきに遅れた瞬間に腹を切り刻む算段。

《また変な音か。今度は見ないぜ》

 城からそれほど遠くない場所に差し掛かった二人の頭上から、音と共に意外な物が降ってきた。それは、二人を吹き飛ばすほどの風の弾丸。丁度カマキリの鎌の間に降り注いだお陰と所為で、それぞれ真反対に吹き飛ばされた。両方とも直撃を受けておらず、ダメージは残らない程度のはずだが、カイヤックは先ほどの戦いの傷ですぐには起き上がれない。一方のカマキリは何が起こったのかと、言った言葉に反して見上げた。

《あいつが戦ったいるのか? 霧が晴れる! いや、一瞬か》

 バナンと異形の者の戦いは霧の中に移っているらしく、一瞬だが霧が晴れて太陽が顔を出した。この国にはどれくらいぶりかわからない太陽の光が。風が吹き、太陽が顔を覗かせる。どこかで見た光景。カマキリは動きを止める。雷祇がシャーミとミーシャの無事を確認して外に出てきた。小さな穴から現れた、大きくない雷祇の体。カマキリはその姿を見つめる。力。人が使えるはずのない、力。頭の中には整理しきれない言葉。纏まり切らずに話すつもりはなかった。だが、口からは溢れる。止めきれない言葉が。

《お前、No,001、か?》

 遠くでかすかに聞こえた言葉の意味を確かめようと、雷祇は顔を上げる。自ら発した言葉に驚きながらも、カマキリは続けた。二人の顔は、それぞれ違う驚きを表して。

《お前、あの、飛び降りた化け物か?》

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