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「第1話:それは全ての始まりだった」

この作品はフィクションであり、現実とは一切関係ありません。すべては思考の遊びです。

この作品はまだ続きます。皆様が楽しんでくださることを願っています。

私の名前はカズマ・タカハシだ。26歳、無職だ。無職の理由は、自分で働きたくないからだ。なぜ人間は働くんだ? いつか消えてしまうことを知っているのに、そんな短い人生を金のために働くなんて馬鹿げてる。仕事なんてくだらないことだ。他人のことなんか気にせず、自分だけを大事にする人間のために働くなんて無駄だよ。あいつらは現実から逃げてばかりで、嘘、嘘、嘘ばっかり。生きてるのも全部それだ。そんな奴らと一緒に生きるなんて無駄だ。あいつら全員消えてしまえばいいんだ。あいつらから嫌悪感が湧く。あの貪欲な笑顔で、相手を傷つけて楽しんでる姿を見てるだけで吐き気がする。この汚れた世界で俺は何をしてるんだ? ここにいる目的は何だ? なぜこんな人間たちと一緒に生きなきゃいけないんだ? ふうむ(深呼吸)。こんな話をしてるとすごくイライラする。だからこそ、家という安全な場所にいて、誰とも話さない方がいい。みんなが嫌いなのに、なぜ近づく必要がある? もし少しでも力があれば、全員消してやるのに。

これらはすべて、死を知った時から始まった。覚えてるよ、叔父の突然の死からだった。俺は当時17歳で、悲しみが全身を覆っていた。それから1年後、祖母も過度の悲しみと脳に根付いた癌で亡くなった。死の恐怖で俺のすべてがめちゃくちゃになった。この存在は何だ?! この怪物は何だ?! いつでも俺を消すかもしれないのに。一方では死、他方では悲しみと恐怖が、俺の希望と喜びをすべて奪い去った。これが俺の死との出会いの始まりで、18歳の始まりだった。

18歳以降のこれらの数年は、嘘、恐怖、絶望で過ぎた。嘘と恨みと二面性のマスクをかぶった人間たちが俺に近づいてくる。俺が何をしたっていうんだ? なぜ俺を傷つけたいんだ? あいつら全員から憎悪を感じる。

世界が大きな闇に向かっている気がする。あんな人間たちがいる限り、何も残らないと思うよ。

へへ、でも俺には関係ない。今大事なのは、すごくお腹が空いたことと、何も食べるものがないことだ。だから、外に出て夕食を買わなきゃいけない。今は夜の11時だから、早く行った方がいい。

(買い物後):

おいおい、こいつらはどうやって生きる希望を持ってるんだ? 朝から晩まで毎日同じ店で働くなんて、そんな仕事に本当に問題がある。理解できないよ、貴重な人生を無駄にしているのに、それで平気だって。年取ったらどうするんだ? どうやって楽しむんだ? 本当に理解できない。一生店にいるなんて、どうやって自分に役立つんだ?!

(家への道中)

あれ、この音は何だ? どこから来てる? きっとこの路地からだ。見てみよう、何が起こってるんだ!

あれ、あの三人があの女の子に何をしてる? クズども、彼女をいじめようとしてるのか。自分をコントロールできないクソ野郎どもからどれだけ嫌悪を感じるか。あの汚れたクズども。

おい、お前ら三人、何やってんだよ。早くその女の子の手を離せ。

(その三人のうちの一人)

ははは、見ろよ、誰が現れたんだ。一人の英雄だ! 小子、英雄ごっこする場所を間違えたな。早く失せろよ、何か起きる前に。

(もう一人の三人)

そうだよ小子、自分のことに集中して、俺たちの邪魔をするな。つまり、邪魔するなよ。

(カズマ)

ははは、どうやらお前ら、人間の言葉がわからないみたいだな。だから、このクズどもと少し楽しむしかないか。

(喧嘩後)

(カズマ):

これだけか? これで全部? こんなに威勢がいいのに、まだ温まってないぞ。続けたいか? 本当に楽しむはずだったのに。

おい、女の子、大丈夫か? 怪我してない? 立てるか?

(女の子)

はい、大丈夫です。本当に本当に助けてくれてありがとう。

ああ、ごめん、自己紹介してなかった。私の名前はサクラだよ、サクラ・タチバナ。あなたの名前は何?

(カズマ):

カズマ、カズマ・タカハシ。

(サクラ):

ありがとう、タカハシさん(微笑み)

(カズマ):

あ、あ、ええ、どういたしまして(照れ)。

少し付き添うよ、もう遅い時間だ。

(道中):

(サクラ):

タカハシさん、なぜ助けてくれたの? どんな理由があったの?!

(カズマ):

ただ、そんなクズどもが嫌いだからだよ。だからやっつけただけ。

(サクラ):

本当に優しい(つぶやき)

(カズマ):

何か言った?

(サクラ):

いや、大したことじゃない。タカハシさん、もう着いたよ。あとは自分で行ける。全部ありがとう。

(カズマ):

ああ、どういたしまして。

(カズマ、家への道中):

変な女の子だったな。また会うかな?!(空に向かって)

(睡眠中)

カズマは夢を見ている。周囲のすべてが消えていく。火に包まれた家々が燃えていて、血のように赤い夕焼けの空。血の匂いがいたるところを覆い、カズマの内側から暗闇が炎のように噴き出している。そしてカズマは激しい恐怖と怒りから大声で叫び始め、(1パネル絶対の暗闇)突然夢から覚める。

恐怖して汗まみれになり、心臓が激しく鼓動しながら、言う。

(カズマ)

何が起こったんだ? 話は何だ?! つまり全部夢だったのか? おいおい、なんて悪夢だった(周りを見回しながら)。シャワーを浴びて少し歩いた方がいい。

(家の外、午前5時)

おいおい、こんなに早く起きたのいつぶりだ?(あくびを引く)。街がこんなに空いてて良いな、こうして自然が顔を見せてくれる。高いところに行こう、今まさに太陽が昇る頃だ。こんなに早く起きたんだから、日出も見たい。

(歩いている途中)

シーン: 突然の衝突 – 空いた通り

歩いている最中、誰かとぶつかる。両方が少し後ろに飛ばされる。

カズマ:

「あっ! ごめん、注意してなかった... わあ! 橘さん?!」

サクラ(驚きながらも嬉しそう):

「あっ! 高橋さん? ここで何してるの?」

カズマ:

「俺?... 悪い夢見た。少し歩きに来たよ。お前は?」

サクラ:

「私は普段朝に仕事に行く前に走るの。こうして頭がすっきりするよ。」

カズマ:

「ああ... 日出のこと考えてたところで...」

サクラが言葉を遮り、地平線に向かって振り返る。

サクラ(静かに):

「なんてきれいな日の出...」

カズマも日の出を見る。太陽の光が優しく顔に当たる。

ナレーター(カズマ – 心の声):

「この光... 変な感じだ。その暖かさ... まるで俺の中に何かを灯してるみたい。まるで... 初めての瞬間、落ち着いてる...」


何事にも始まりがあり、終わりがあります。

楽しんでいただけたら嬉しいです。次回もお待ちしております。


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