我輩、普通のマゾメスになります
「「Suka!(スーカ、雌犬の意。英語ではビッチに類するお下品な言葉)」」
ベルリン市内に立ち上がるキノコ雲と閃光、そして突入部隊からの同時多発的に発せられた上記の悲鳴。ベルリンを重包囲下に置いていた第1白ロシア方面軍はこれに対し成す術を持っていなかった。
これあるは予期してはいた。なんであれば司令部機能はパリで起こった核自爆の例を考え、通信の困難を承知で被害半径予想から離れた場所に設営してさえいた。
それが裏目に出た。爆発の起こった直後包囲部隊は信じられない物を目にする事になったのである。あらゆる戦争の災禍を受け焼け爛れたドイツの大地は完全にその姿を変え、内部部隊は完全に指揮系統から切り離されてしまったのだ。
爆発半径から逃れた第1白ロシア方面軍司令部要員の見た物は、黒き森シュヴァルツシルトと言われた古の昔に返ったベルリンの姿であり、爆発に飲まれた包囲主力の目に写ったのはポッカリと切り抜かれた様に広大な森に浮かぶベルリンの廃墟であった。
これこそがドイツが使用した核兵器の正体。オルゴナイト反応爆弾は核反応を利用してはいる。だがこれまで筆者は核反応とは言っても原子とは一言も言っていない。
もうお分かりであろう。オルゴナイトを構成するのは原子ではない、形而上力学の賜物を構成しているのはお馬鹿物質である。
その名は「原痴」。
であるのでオルゴナイト反応爆弾は正式には「原痴爆弾」と言う事になる。オルゴナイトを利用した核爆弾の根幹である連鎖反応は、起爆→原痴核が中性(男女どっちもイケるよ)子放出→ズブリ!→他の原痴「あっでちゃう!」→中性子の放出の連鎖の事で、その過程で
「男女どっちもいける→性別なんてどうでも良いよね!→種族なんて関係ないよね!→生命なら何でも良いよね!→無機物だってイケるよ!→やりますねぇ!→俺は平等愛持ち主なんだ→孕ましてやるよ!概念!空間!」の加速度的な上位性癖への連鎖を引き起こし、現実世界をどスケベ次元と痴漢…置換する恐るべき事象兵器なのである。それ故に、パリもそして今回のベルリンも爆発半径に存在した全ては現実世界から消滅し、どスケベ次元送りになっていた。
これにより核爆発に巻き込まれた男たちは、最早逃れる事は出来なくなり、貪り尽くされる最後を迎える事になったのである。
またワンワンパラダイスになったのは起爆した総統と彼に最後まで付き合った者たちの集団無意識、巻き込まれたソ連軍のドイツ人への認識が重なった結果なのだろう(若しくは禽獣の行いを続けるのであればそれらしい姿になって貰おうと言う、彼らの深層に根付く存在の采配かだ)
兎も角、ベルリン全域の殆どのドイツ軍民は発情ワンワンの津波となり、混乱を続ける赤軍に猛烈ヘコヘコで腰の炎をファイエルしたのである。
ここに狩る者と狩られる者の立場は逆転した。逆転したのであるから、「彼ら」もまた無事で済む事は絶対に無く、もっとも原始的でもっとも望まぬ罪の清算を迫られる事になるのである。
1945年4月29日 核爆発より8時間経過したベルリン
市内の混乱と熱気は最高潮に達している。あらゆる場所で(一方的な)生産活動が行われている。それはここも例外ではない。
彼はライヒスターク(国会)の前にいた。追い詰められたと言っても良い。怒りに満ちた無数の目が自分を見ている。
自分だけを。そして目は言っている
「減らした分を増やせ」
どしゃぶりの雨、凄まじい雷鳴
轟音と共に国会に掲げられた鉤十字が砕かれ地に落ちていく
総統、いまや全てを剥ぎ取られたただの人は、そこに絶対に認めたくない神のユダヤの、奴隷の神の意志を感じた。
ここに至るまでヒトラーは逃げ続けていた。
何から?
ベルリンの全てから、そして自分の行いから。
あの時、妻と起爆キーを捻ったその時から彼の記憶は曖昧である。
肉体もである。
認めたくは無い。信じたくはない。だが病に蝕まれ震えていた手に変わり、プルンプルンしている豊かな実り、やや薄くなってきた髪は長く金色に自慢の髭はツルツルでお股にある物もツンツルリとしていては認める他はなかった。
自分は、ドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーはフロイラインになっているのだ。瓦礫の中、割れた鏡に映った自分はマジで自分好みのお嬢さんなのだ。その姿はあの日泥濘から救われ青春の一時を退廃しまくった日本人看護婦に不気味な程似ていた。
呆然とする他はなかった。
訳が分からなかった。
(戦況は?)(エーファは?)(将軍たちは?)(ゲッペルスは何処に)(核!核は起爆したのか?)
様々な考えが一度に頭に湧き出し、蹲まってしまう。
「誰か誰か居ないのか!」
甲高い、自分の物とは思えない声が喉から飛び出し、混乱は更に助長される。気が狂いそうだ。
だがその焦燥そこまでだった。何か柔らかい物が瓦礫を踏む音
(敵か!)
そう思い自分が何処にいるか思い至った総統はドキリとして振り返る。そこにいたのは敵でなかった。
「は?」
間抜けな声しかでなかった。何と言ったら良いのだろうか?一目見て思考が飛ぶ光景が其処に会った。いや居た。
それはダビデの星の腕章を付けていた。
それは毛むくじゃらであった。
尖った耳と長いマズル、牙が除く口からはダラリと舌が垂れていた。
それは正に狼、ケモ率90のMr人狼だった。
そしてビンビンであった。もう天を衝いていた。
「ひっ!!」
それを見た時ヒトラーは…否!金髪爆乳総統アドルフィーナちゃんはストリーキングに出会ってしまった少女の声を上げた。目には涙、足も口元も震えていた。狼の視線と股間の巨砲はどう考えても一つの事をヒトラーに望んでしるとしか思えなかったからだ。
それを見た狼は笑った。
心底楽し気に笑った。
何と言う幸運であろうか?何と言う僥倖であろうか?狼は神に感謝し、大きく遠吠えを上げた。
その遠吠えを聞いた瞬間、ヒトラーは逃げた。こんなになってしまって幸いと言っては変化なのだが体は軽快に動いた。胸が弾んで痛いがアイツのナニで貫通されるよりはマシだ。
そこからは追いかけっこだった。いや嬲られ遊ばれていると言った方が正しい。追っては次々と増え(途中何匹か廃墟での乱交に巻き込まれて消えたが)ヒトラーは瓦礫と廃墟のベルリンを息を切らして逃げる他は無かった。
その過程でヒトラーの目に写ったのはベルリンの各所で行われる獣と人との狂乱の宴でだった。
(こんな物は望んじゃいない!!)
(違う!!こんな最後は嫌だ!!!)
軍・民・敵・味方。ドイツ人・ソ連軍、混じり合い泡立ちこれまでの何もかもを投げ捨てて交わっている。其処に文明は無く、慎みは無く、退廃と野生の悦びがあった(ソ連軍の悲鳴は聞かない物とする)
ガリガリと削れる精神、限界を迎える肉体、マジで胸が千切れそう。巨乳って自分でなってみると良いもんじゃないな。
そして気付けば土砂降りになった雨の中、ヒトラーは自らの夢の残骸、ライヒスタークの前に追い詰められていた。
雷鳴は響き続け、爛々と情欲と怒りに燃えた瞳のオスケモがヒトラー(雌)を取り囲む様に集まって来ていた(ケモメスに攫われて行くのも多いが)
「あは、あははははははははははは」
ヒトラー(美少女)はその中心で力無く笑う事しか出来なかった。彼らが自分にナニを望んでいるのか嫌でも分かった。
集まったオス共は見知った顔を連れていたからだ。連れて来たと言うより運んで来たが正しいだろう。
其処にいたのは人では無く物だった。乱雑に乱暴に荒々しく粗雑に性の吐け口にされた女達、皆性別と見てくれは変わっていたがヒトラーのよく知っている顔の面影が確かにあった。
ボゴォされているお下げのデコはヒムラー
「逃げませんから…にげませんからやめてぇ…」
両側からサンドされているぽっちゃり系はゲーリング
「ぎもちぃ!!!!!おくすりよりいいですぅ!!!!」
哀れなゲッペルスは雌犬に攻められている。
「今度は貴方が孕む番よこの浮気者!!!」
「子供が見てる!!!見てるからぁ!!!ああああ母にされるぅぅ!!!!」
カイテル、ヨードル、クレープス、ブルクドルフ、あんぽんたん共が回されている。後なんでいるフェーゲラインお前死んだ筈だろ。
「国防軍はかんけいなっ!!!!!!!!」「いやぁ!!!!孫がいるのにぃ!!!!!」「たんま!!!たんま!!!たんめっ!!!!!!!」
第三帝国の首脳陣、国防軍の幹部、将帥達が検閲ケースとしと扱われている。コレがナニを示すかは一目瞭然である。
獣たちは最大の屈辱を自分に与えるつもりだ。自分はここで孕み袋にされるのだ。永遠に…ユダヤの熊の劣等で下劣な存在の子を産まされる。
嫌だ!!!嫌だ!!嫌だ!!嫌だ!!!嫌だ!!嫌だ嫌だ!!!嫌だ!!嫌だ嫌だ!!!嫌だ!!嫌だ
それなのに…それなのに…体が疼く、獣たちの熱い視線、喘ぎ続ける幹部達の吐息が下腹部を刺激する。
(ぶち込まれたい!ダメなのに!自分は総統なのに!体が勝手に動いちゃうの!)
気付いた時、ヒトラーはわれ知らず服を脱ぎ始めていた。脱いで畳んで、三つ指ついて地面にぬか付く。
「哀れな我輩目に検閲様をお恵み下さい」
全裸土下座&媚び媚びアピールの声がその口から絞り出される。その声は屈辱の中に確かに被虐の悦びが混じっている。
殺到するオス共の波の中にヒトラー(マゾメス)が消える。検閲
「んほぉぉ!!アドルフィーナは皆さまの物でしゅ!!!孕みましゅ!!何人でも産みましゅからぁ!!1人でレーベンスボルン計画完遂しましゅぅ!!!」
こうして検閲の洗礼の中、第三帝国は滅び、総統アドルフ・ヒトラーは死んだ。ヒクヒク 検閲 を経て、ドイツはアドルフィーナ・ヒトラーは生まれ変わろうとしている。