マレー半島電撃構文
ハワイに於いて、米国が突然の痴女行為に見舞われるのと時を同じくして、英国もまた、日本帝国による痴女行為の被害に襲われ要としていた。
これより暫く、東南アジアを襲った、この連続痴女事件被害について語って行きたい。
今回語るのは、痴女が狙った第一目標である、英国東南アジア支配の牙城、シンガポール攻略作戦に付いてだ。
読者諸氏に取って、東洋のジブラルタルと称されるこの島の戦略的意義は、今更語るまでもあるまい。この地を奪取する事は東南アジア、そして東アジアの玄関口を抑えると言う事もである。
であるが、事この話に於いては、マレー半島とシンガポールを落とす事に別の意味も存在するので、少しであるが語らねばならない。
そも何故にメスブタ共は東南アジアに襲い掛かったのであろうか?
支那は蹂躙され、史実と違い仏領インドシナまで打通を成功させており、資源はほぼ自給できる現在の日本帝国である。態々遠く東南アジアまで打ってでなくとも、史実日本帝国の理想とした漸減作戦を台湾・フィリピンラインで行えるではないか?
フィリピン陥落に全力を挙げ、残る力で太平洋攻略とを行えば良いのではないだろうか?
そうである。陸戦をしたいのであれば、支那を攻略してから、膨大な兵力でインド方面に乗り込めば英国は必死に抵抗してくれるであろうに何故?
それこそが今回の作戦、そして戦争の意味なのである。
結論を言おう。
支配だ。
既に総力戦研究所で日本帝国の敗北は予言されている。如何足掻いたところで、日本帝国は今次大戦に勝利は出来ない。勝てないのだ。
本気になった米国と、その援助を受けた世界を相手に如何なメスブタと言えど敗れる。戦争は己の身一つでは出来ない。フィジカルだけで挑むには時代が百年は遅い。
時代は国家総力戦。圧倒的な生産能力の違いが帝国から勝利を遠ざけている。
では何故?
唐突に頓智気になるのであるが、日本帝国の戦争目標に付いて再度思い出して貰いたい。
デスアクメの収穫である。
もう語っていて頭が痛いが、ブタの大本である痴情の星は主たる女神復活の為に、大量のオルゴンを必要としてる。そこで必要になるのが強力なオルゴンを秘めたデスアクメ。
逝くぅ!を星は集めたい。日本帝国はそれに協力をせざるを得ない。
そこで出された結論が史実と同じ、国力を超えた大侵攻なのである。
詰まりだ。広~く手を広げ、数ある平衡世界や史実と同じく、何時もの奴(負け戦)をし、そこで発生するデスアクメを回収したいと言う事なのである。
そして効率よくデスアクメを回収する為には、憎っくきジャップに容赦なくサドっ気を出して貰う必要があるのだ。プレイには本気になって貰いたい。
だが、唯で負ける訳ではない。
日本帝国、そしてかの方には駄星に対する一大反抗計画がある。
その為の支配だ。
支配とは何か?
入れ替えである。
日本帝国とかの方は今次大戦を利用し、日本帝国の手の届く範囲の全ての人類をメスブタで塗り替える御積りなのだ。その証拠に南方に派遣する第二梯団には、農機具・種子・家畜等が含まれている。
総力戦では負けよう。
だが繁殖力では日本帝国は絶対に負けない。
かの方はご自分の専攻される学問の知見から、一度侵入した外来種の駆除が如何に労力の掛かる事かご存じだ。まして、現地在来種との間で交雑が発生した種を取り除く事は、ほぼ不可能に近いと理解されている。
日本帝国はパコる。
パコってパコって、ヘコヘコヘコヘコし、追い出された主たちが戻って来た時、焼け野原の中に元気に走り回る雑種の群れを作る。
さも現地民でしたと言う顔をしてだ。
であるからこれより派遣される軍は帰還を期待などされてはいない。皆土着して貰う、南方の土になって貰う。彼女らは移民でもあるのだ。
奇しくも米国大統領は日本帝国をゲルマン人に例えたが、それは正解なのだ。これは日本帝国に取って戦争ではない。
日本帝国に取って今次大戦は、民族大移動であり、生物学的侵略行為なのだ。
これが支配の真相である。
民族総ゲルマン化!これには総統もニッコリであろう!「アーリア人だって言ってんだろ!」と怒鳴るだろうか?
その大移動第一波、西ゴートだかヴァンダル族だかの、日本帝国陸軍第二十五軍はマレー半島コタバルに1941年12月8日深夜上陸する。またこの時、近衛師団吉田支隊もバンコク南部に上陸、陸路仏印を移動してきた近衛師団主力と合流している。
余談ではあるが、この無体を受けたタイ王国は苦渋の決断を強いられている。前年、仏印での国境紛争に際し、対した仏印植民地軍と纏めて「分からせ仲良し」行為を受けていたからだ。
「王族とパコっても良いのよ?バンコクを繋がったまま練り歩いても良いの?」
そう脅されては悲しいかなタイ王国に抗する術は無かったのである。
12月10日 マレー沖海戦が生起 この部分については後に紙面を割くとして、陸軍の進撃は続く。
メスブタたちの攻勢は凄まじいの一言であった。
夜襲、夜襲、夜襲に次ぐ夜襲。
万全と思われていた防御陣地、「ジットラ・ライン」で初めて日本軍に接触したインド兵は豪雨の中、襲い来るメスブタに恐怖した。
奴らは止まらない。鉄条網に張り付いた友軍の背を蹴り陣地に切り込み、蹴られた方も「何すんのよ!」と叫んだ後、鉄条網を引きちぎって飛んで来る。
略全裸で。
そう略全裸であった。日本陸軍南方派遣軍の軍服である「防暑衣袴」はこれまでに輪をかけて酷い物であった。
上衣は臍の上まで無く、腕はノースリーブ、と言うか後ろまで覆ってないので、既に前掛け同然であり、乳袋が強調されていた。
下はもっと酷く、褌一枚である。キリリと巻かれた六尺褌の帯にお守りやら千人針を突っ込み、下士官は認識様なのか趣味なのか、褌の前に「八紘一宇」とか「忠君愛国」とか赤字で書いていた。
ゲートルは腿迄巻いているが、それでジャングル歩いたら絶対に駄目な恰好なのであるが、メスブタに常識を解いても無駄。蚊も寄生虫もこの様な人外は刺したくないだろう。
士官になると一段酷さが上になる。上記の変態仕様に加え、自弁なのでギリギリを攻めている。軍衣と呼べるのは首に残った襟だけで、そこだけ階級章が見える様にしっかりしているが、傍から見れば、それは首輪同然。
上衣は弾嚢をビキニ状にして胸だけ覆い、後は無しはザラで、其処に拳銃と軍刀を吊っているだけのド変態ばかりなのだ。
これが突っ込んで来る。
荒い息、体から立ち上る蒸気、そして雌叫びと共に夜の闇からやって来る。
男たちは逃げた。これに襲われたらナニをされるか分からないから逃げる他は無かった。三か月の持久を期待されていたジットララインは僅か一日で陥落した。
無論それはメスブタの恐ろしさのみの力ではなかった。四線に渡るジットララインを突破した主力は戦車による突破である。
日本軍が正式採用した97式中戦車には、それだけの力があったのだ。97式中戦車、通称チチにはそれだけの力が。
そう、チハではない。チチだ。
間違いではない。だから石は投げないで欲しい。
良い機会であるから、日本戦車開発に付いて、ここで語ろう。チチはノモンハンでの戦訓が取り入れられ開発された戦車である。
チチは悲しい子であった。元はチハと真面な名を当てられていたのであるが、この様に破廉恥な名を与えられてしまった悲劇の子なのである。
ノモンハンでの行われた一連の戦車戦で、日本軍の投入した戦車は戦車戦での戦績は芳しくない。使用した弾頭が軒並み砕ける仕様なのであるから当たり前だが、撃破した装甲車両は少ない。
実の所、日本軍の使用した弾頭であっても、例の怪力線と同じ効果、内部人員の、お尻あるいは性器に対しての悲劇は発生しえた。だが装甲に対して投射量が少なかったのだ。
鹵獲されたBTを用いての実験で、97式の九七式五糎七戦車砲を用いての実験でも、それは実証されている。そこで日本軍は割り切ったのである。
「「量で行こう!」」
そう考えた。そこで白羽の矢が立ったのが、九八式高射機関砲である。精製オルゴナイト弾頭の登場により、一気に強力な対戦車兵器として量産が決定された、九七式自動砲との弾薬共通化も望めるとの配慮でもあった。
今までと違い、対歩兵攻撃には難があるが、空く迄、次期主力戦車開発までの繋ぎと言う事で、この決定は通り、チハは破廉恥にされてしまったのである。また95式事、ハゴたんもホ式十三粍高射機関砲に載せ替えられて量産される羽目に陥っている。
良い面もあった。戦車砲を下した事で追加装甲のボルト止めを施せる事となり、防御面では向上し、量産性もあがったのだ。
マレー攻略中、1942年1月18日に生起した、豪軍速射砲部隊の待ち伏せ攻撃で、史実と違い戦車第14連隊五反田戦車隊が全滅せず、擱座した95式から飛び出した、指揮官五反田大尉以下戦車隊乗員により、豪速射砲部隊がヒドぇ目に会わされたのはこの性である。
ともあれ、日本軍はマレー半島攻略戦に際し、機械力とメスブタちからを用いて電撃的な攻勢を行ったのは確かである。
1月20日 史実より一週間以上早くジョホールバルを攻略、2月1日にはシンガポール島に上陸を開始したのがその証拠であろう事は疑いない。
1942年2月5日
要衝ブキテマ高地を占領した第25軍の司令官である山下はシンガポール要塞を望む場所に達した。
その視線の先にあるのは要塞では無く、その生命線である水道水路がある。ここを爆破すれば要塞は数日をして白旗をあげるであろう。
史実ではそうであった。
だが今それは行う事はできない。
山下、マレー半島を電撃侵攻した元皇道派メスネコ、薄い色の髪色としなやかであり肉感の薄い手足を持つ儚げな猫ちゃんである彼女、そして第一段階作戦に従事する将兵には使命がある
屈辱。敵国となった国々に徹底的に屈辱と恥辱を与え、恐怖と怒りを覚えてもらう必要がある。そうして初めて本気のSMプレイへとこの戦争は結実するのだ。
だから山下は隷下部隊に命じた。
「ひと泳ぎしてきたまえ、連戦続きで皆疲れただろう?戦塵を落とすには最適な場所だ。存分にな」
「「キャー!」」「「山下閣下最高!」」
そう言われた兵たちは黄色い声を上げ突撃を開始しする。
どこへ?
水源。シンガポール要塞の水源たる場所に彼女たちは飛び込んだ。
「市内の混乱は収まりが付きそうにありません」
「原因は分かりきっております。水道です、奴ら毒を、例の物質を流しこんだに違いありません」
「閣下。水の備蓄は持って二日です、汚染に気付いた段階で急ぎ集めましたがこれで精いっぱいでした」
「そうか」
部下の報告に、英軍司令官パーシヴァル中将はそう答える他はなかった。シンガポール要塞の対岸に布陣した日本軍は奇妙な事にそれまでの猛進を停止し、こちらの様子を伺う様に遠巻きに包囲を続けていたが、これが狙いだったとは。
毒だ。水源に奴らは毒を流し込んだ。だが死ぬ程ではない。いや奴らのこれまでのやり口からすれば先ず命に別状は無いだろう。
「だが」
そう呟く将軍の声には力がない。その手には一枚の紙、降伏を促す為日本側の軍使が持って来た、山下からの勧告文が握られていた。
「貴官らの勇戦見事である。であるが、勝敗は決した。誤解しないで貰いたいのであるが、小官も我が軍も貴官とその隷下、そして大英帝国を憎んでいる訳ではない。勝敗は兵家の常、貴官もその将兵もそれを恥じ入る事は何もない。これは歴史的によくある事、そして貴官の祖国がアジアに於いて繰り返してきた事の焼き直しだ。時に、歴史とはなんだろうか?先に述べた様に歴史は繰り返すと言うが、それは螺旋状になっている。だから勝者と敗者は入れ替わる者だ。貴官とその将兵の敗北と我が軍の勝利を、貴官は悲しむ事は無い。歴史と言う大きな枠組みで見て、これは良くある様に一つの大国の支配が限界を迎えたと言う一事象に過ぎない。繰り返して言うが、この様な事は歴史的に見て良くある事である。そして心苦しいのであるが、その良くある事に含まれる事象の一つを私と我が軍は貴官とその隷下将兵に行わなければいけないし、その前段階としての我が軍の行動は既に体験されている事と思う。いや滔々とは述べまい、端的に言って貴官とその隷下将兵、シンガポール住民の幾割かは下腹部に有する一器官、更に解剖学的に言えば陰茎、また更に猥雑に詳しく言うならばチンポと一般的に呼称する器官を構成する海綿体に血液が著しく流入し、臨戦態勢、所謂勃起状態になっている事と思う。この状態にいる貴官とその隷下将兵は精神的動揺、肉体的興奮、職務の放棄、ともすれば貴国の法に照らし合わせての同胞に対する犯罪的行為を行っているだろう事であろう。さて此処からが本題である、貴官らがこの危機的状況を打開する方法は少ない、包囲の突破は不可能である。貴官らが頼みとしていた援軍は、貴官も知っての通り、我が国海軍が補足し撃滅したと報告を受けている。ではなにがその答えであろうか?有条件の降伏をと甘く考えて貰っては困る。我々が求めるのは無条件の降伏のみである。そしてまた心苦しい事ではあるが此方から過酷な事を申し渡させて頂く。現在シンガポールに駐留する全将兵は武器を置き、速やかにズボンと下履きを脱ぎ、入城する我が軍に従う事。なに難しい事ではない、何度でも述べるが歴史から見て良くある事なのだ。そして一つ付け加えるならば、一般的に陰茎は長時間の勃起状態に耐える様には出来ていない。恐らくこれを読んでいる時点では数時間を経過している事と思われるので、残りの時間は僅かな筈だ。であるので諸官らの陰茎を壊死と言う男性としての致命的喪失から救う意味でも要求する。大人しく降伏して我々と性的接触を持て。これが理解できないのであれば強い言葉で要求しよう。ヤラセロ」
1942年2月5日 午後5時15分 シンガポール要塞に籠る連合軍は降伏。
イギリス首相、ウィンストン・チャーチルは、シンガポール陥落の報を受け
「英国軍の歴史上最悪の惨事であり、最大の降伏」と漏らしたとされる。
そして彼に仕えている秘書官が声を潜めて語った所には
「最低だ!下劣だ!冒涜だ!バカじゃねえのか!私にどうしろってんだ、クソ淫売ども!あれか?テメェら頭蛆が湧いてるのか?こっちはなぁ、ジャガイモの相手で手一杯なんだよ!腰を振りたいなら植民地人だけにしろや!我が国が関係あるか?なんかテメぇらにしたかぁ?納得いかねぇ!とばっちりじゃねぇかよオラッ!(屑籠を蹴る音)クソ!クソ!クソ!クソアマ!舐めやがってよぉ!」
とダウジング街10番地のとある家の書斎から紳士とは程遠い声がとされてもいる。住人は決して真実を語っていないが、ビリビリに破られた
「無条件種付け!YESしか許さない!」
の表題の元、凌辱の限りを尽くされる寸前の敗者と、彼にダイブを決めようとするマレーのメスネコの写真が掲載された新聞が、住人の書斎から発見された事は事実であった。