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チェスト!〇〇〇〇フェンシング!

 遂に始まった日中の戦争であるが、話を進める前に先に読者諸氏に先に謝って置きたい事がある。なぜなら諸氏にはこれより貴重な脳容量を消費して貰わなければいけないからだ。


 

 御免なさい、でもこの世界に付いて行くにはIQを低くする必要があるのだから、大人しくゴミの様な情報を流し込まれて馬鹿になって貰いたい。


 前回雌雄を決すると筆者は述べたのであるが、果たして雌雄とは争って決まるものであろうか?


 少し考えて頂きたい。男と男が雌雄を決する対決をしたとして、負けた側は生物学的に言って雌になるか?例え勝った側が雄でも行ける口だとしても、失うのは尊厳で、己の中の雌を自覚するだけではないだろうか?


 獅子は己で組み敷いた群れの下位雄に雌を自覚させることがあると言うが、それはあくまで群れ内の権力維持が目的であり生殖行為ではない。現実雌男子は本物の雌ではない。


 


 だがしかーし。自然と言う物は偉大な物でその様な無理を可能とする生物も存在する。それはカタツムリである。


 読者諸氏も幼少の頃歌った事はないだろうか、「つの出せ やり出せ めだま出せ」とでんでん虫の歌を?所で「つの」も「め」も普段から、かたつむり君は出しているが「やり」ってなーに?


 「やり」ってね~正式名称を「恋矢」ってゆ~のよ。


 生殖器官なの!生殖器官よ!これをブスリと相手にぶち込むと刺された相手は卵を産むの!詰まりは雌になるのよ!皆はね~これを子供の頃から連呼してたのよ!卑猥ね!


 カタツムリの交尾は「恋矢」のぶち込み合い!ぶち込まれた方が雌になる!これこそが真の雌雄を決する戦いと言えよう!




 これを踏まえた上で我々人類に「雌雄の決し合い」を落とし込むとどの様な行為が「決し合い」になるのであろうか?


 考えられる事は一つ!「〇〇〇〇フェンシング」である!


 睨み合った漢と漢、両者おもむろにパンツを脱ぐ、はぁーい!はっけよい!残った!残った!オッスオッス!べちーんべちーん!後ろががら空きだぜ!孕め!俺の子を!アオーン!勝負あり!そこまで!


 これにて「雌雄」は決まった。二匹の雄が戦い、雄と雌が後に残ったのである。読者諸氏に置いては「雌雄を決する」の意味が良くイメージで来たと思う。夢に出てくると思うので反芻して欲しい。




  さて此処まで語ると筆者がナニを言いたいか分かると思う。別段に発狂した訳ではないのだ、これはこの物語に関係している。「雌雄を決する」とは生殖と言う事であると、少なくともこの物語では定義したいと言う事なのだ。


 史実世界と比べても意外と離れていない筈だ。ヘレニズムの故事に習うまでも無く、争うのが雌雄を決するまで対立した国家間であれば、負けた側は民族から文化まで組み敷かれる。少なくともアイデンティティと言う物は揺らぎ、良いか悪いかは別としてそこから交じりあった何かが生まれるのだ。


 史実の日米にしてもしかり、米国にアヒンアヒン鳴かされた日帝君を母とする今日の日本国、其処には確かにメリケンDNAが流れている事は否定しきれないだろう。


 鳴かされ大日本帝国もブイブイ言わせていた頃は朝鮮・満州を堕ち孕み奴隷にして、最後にチーパオを襲った凶状持ちである


 皆が皆、雄になりたがったのだ。経済・文化・人民を制圧し、自分の物に変えようと戦争を行った。




 ではこの世界ではどうであろうか?


 経済?要らない。オルゴンと言う究極のエネルギーを手にした以上、時間さえあれば日本帝国は独自で独特過ぎる経済圏を構築できる。人々は自然に金よりチンが大事だと悟るだろう。


 文化?要らない。皆そのまま生活してくれて良い。皇民化などしないで良いのだ、誰も陛下の魅力からは逃げられないのだから、自発的に協力してくれる。誰だって推しの喋る言葉を覚えたいし、推しの生活を真似したい。


 人民?要らない要らない。別段に日本政府の施政下に入ってくれなくとも良いのだ。自由な思想!正当な政府!独自の軍隊!大いに結構!貴方にも我々にも統一された目標と言う物がある。





 「「「お~と~こ~」」」


 1937年7月12日 北京に展開する、中国国民革命軍第29軍主力はメスブタの強襲の前に盧溝橋より撤退、それどころか北京市内へのブタの浸透を許してしまう。


 それ程までにブタ、、、ではなかった日本軍の攻撃と言う物は神速と言って良い物であった。なぜ日本軍は此処までの無体をやってのけたのであろうか?


 理由は言わずもがな、牟田口である。テメェで「馬鹿のやらかしに話を付けてくるので安心して欲しい」と言って単独で話し合いに乗り込んだ蓮ちゃんが、前回スゲェ姿で日本軍陣地に帰還したからだ。


 暴走を止める側がテメェで暴走して、相手指揮官を拉致して帰ってきたのである。これを目撃した将兵がは何を考えたであろうか?


 「「合意と見て宜しいですね!」」




 そう言う事になった。なってしまった。彼女らは馮&蓮を追いかけて来た中国兵と有無を言わさず「仲良し」に及び、その勢いで指揮官不在の為、混乱する第29軍軍第37師に攻撃を仕掛けた。


 だが所詮は連帯規模の日本軍なのだ。これだけであれば10万を超える29軍が日本軍の北京乱入を許す筈もない。史実でも盧溝橋での戦闘では敗北したが北京市に乱入までされて等いない。


 だがこの世界では違った。敵は内部から、そして大規模な援軍をもって市内に乱入してきたのである。北京各所にあった鬼窟の娼婦、北京に潜伏して繁殖をしていたブタ系中国人、そして満州より日本側に来援した裸賊の集団である。


 この際、特に猖獗を極めたのが通州に置いて行われた、日本人居留民と裸賊による集団仲良しであり、その現場を静止しようとしたアメリカ軍居留兵が巻き込まれ、仲良しされてしまった事は「通州事件」として後に問題となっている(軍人が一方的にアへ顔晒しましたとは誰も言えずかなり後になって事件は発覚した)


 此処に世界は初めて目撃した!そして聞いた!男を組み敷く少女の姿をした何かを!なんかボディペイントしたデカパイが馬に乗って男を浚っていくのを!下履いてない軍隊が城壁を超え男を食っちまい、夜の北京市に「いやぁ~(野太い)」「止めてぇ~(野太い)」「でる~」「尻は辞めて!お願いだから!そこは出すとこ!入らない!入らないから!あひぃ~(野太い)」と叫びが木霊するのを!




 困惑である、そこには困惑があった。戦争、戦争は何時だって男は殺し、女は犯す残酷な物であった筈だ。だが目の前で行わる行為はなんだ?男、男、男が叫び、女が犯している。

 

 そして死者が出ていない。負傷者は甚大であるが一人も死んでいない。寧ろこの事態に乗じ犯罪を行おおうとしていた者は率先して攫われ行ってしまった。阿片窟の住人など逃げれられないから真っ先に襲われた。


 この事が北京への乱入を許した原因でもある。「「えっ?これ撃っていい奴?」」との中国側の混乱である。


 だってそうじゃん。向こう撃ってくるから応射しますよ?でも撃たれてもアフンして倒れるだけよ?どう見ても死んでないしイグゥしてイカ臭いだけ。


 そしてですよ。白兵に持ち込まても気持ち良いのよ?そしてなんかいい匂いがして頭がぼ~っとしてくる。引き剥がして良いの?銃床で殴り飛ばして良いの?それにね殴った所でビクともしないブタよ?こっちはマス大山状態になりますよ?


 んで反撃はゴリラ、凄いゴリラ、「ウホッ?(それは求愛か?)」「ウホホ?(合意か?)「ウホホ―イ!(愛い奴め!合体!)してくるのだ。




 29軍司令部大困惑。上がってくる報告は「第3中隊動けません!皆、骨抜きです!」「裸族が円明園で謎の儀式を!鎮圧部隊が参加を強制されました!」「我残弾なし、我残弾なし、救援求む、誰か助けて」。


 「「「ウキィ?」」」


 司令部は知能低下を起こす他はなかった。猿になってしまう、目的が見えないのだ。完全に行き当たりバッタリの性犯罪を日本軍は行っている。普通略奪を行っている最中の軍隊は脆弱な筈であるのあいつ等矢鱈と強いのだ。


 これがメスブタへの対処に時間を掛ける。正式に軍として全面攻勢してよいのか、あくまで暴徒の鎮圧として対処するべきなのか迷ってしまったのだ。そして重なっていく損害いや被害、騒乱を収めようとした部隊は次次に沈黙してゆく。


 「「若しかして、いや若しかしなくても俺を略奪対象として見てる?」」


 29軍司令部がこれに気付いたのは、7月15日、彼らはこれ以上の市街戦(鎮圧作業)を嫌い北京放棄を決定する。続々と満州から流れ込んでくるメスブタ(日本軍本隊に非ず、北京大乱交開催を知ってあらゆる手段でブタが乗り込んできた)を抑えきれなくなったのだ。




 明けて16日。日本帝国でも近衛内閣と言うか近衛メスブタが「北支混乱に関する政府声明」を発表。合わせて正式に北京市を日本占領下に置くと明言する。


 「今次騒乱は全く支那側の計画的武力的抗日なること最早疑い余地なしと私思うんですの、スーパーエリートな私としましては、これは御仕置きしなくてはいけないと思うので。北京は我が国の管理化に置きます。国民党さんはこれ以上おいたしたら派兵も止む無しですわよ?。ごめんなさいしたら許してあげます。後~共産党をを吊るして~、蒋様はイイ男なので日本に来て私と会談(意味深)して~それとそれと、、、、」


 等と意味不明な供述を行い。これを受けた蒋介石(近衛の声明に命の危機を感じた)は中国共産党へ国共合作を呼び掛けこれに猛反発する。盗人猛々しいとはこの事なので致し方なしだろう。


 中華と日本、二匹のでんでんむしはブスリと行く時を迎えたのだ。



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