たったそれだけ。 その蜘蛛。 作者: caem 掲載日:2023/04/04 「明日は連れてってね」 「うん、分かった」 早く寝なくっちゃあならない そして目覚めてから リビングの天井にヤツがいた ニキニキ ニキニキ ふさふさの脚を研いていたよ かなり大きな蜘蛛がいてネ どこからやってきたのか知らない 朝食は邪魔されたくない 急にドリンクのなかに落ちないで ずっと重力に逆らってネ 明かりを灯した途端に活発的になる それは大きめな蜘蛛だ 毒をもって毒を制すみたいな感じの ヤツが睨んでいたんだ ニキニキ ニキニキ