表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/203

お兄様のツブヤキ(お兄ちゃん2)

ひと月くらいでサクサク書き上げる筈が……又してもズルズル。

なるべく早く閉めます。


引き続き、お兄ちゃん視点。



 女性徒というだけであれこれ疑いたくなるだろうが、これから会う娘はそのような女ではない。この一点を踏まえて相対するように。

 学園で顔を会わせるなりダリアから受けた注文。

 他にも今回のロッカー案件に関する説明を聞きながら、来客者用の食堂へと案内されて行く。私も学園(ここ)の元生徒だ。この食堂にも憶えがある。一年生時にある食事のマナーの授業で使われる食堂だ。ある種の懐かしさを感じつうも、今回この場に来る事になった経緯(いきさつ)を思い、気が重くなった。


 (くだん)の生徒を今呼びにやらせているというので、先に席に着いて待つ。先程授業終了の鐘が鳴らされていたので、こちらが待つのは仕方がない。どうやら少し早く来てしまったようだ。


 しかし遣って来た少女を見ての私の第一印象は、「怪しい……」であった。が、話を進めて行くうちに意見を変える。少し………変な──ゴホゴホ、個性的な娘さんかもしれない。変じnnンンんうんン……朱に交わらない娘であったとしても、家の弟に対してどうこうして来るような娘ではなさそうだ。可能性的に絶対ではなくとも低いだろう。


 さて、面白い話が出て来た。


──〈マーキング〉


 これ、家の弟に着けたい。

 第三者──私やダリアも観測できるようにできないだろうか?



 実際に弟に〈マーキング〉()()()話は後に詰めるとして、デザートまでたどり着いた辺りで不愉快な話も出る。

 何が〈お花(くん)〉だ! 確かに私の目から見ても〈薔薇の(きみ)〉やら〈百合の(きみ)〉とかピッタリだなとか納得しかけたさ。だがジオラスは男だ。いくらなんでも花に喩えなくてもいいだろう!



 少し落ち着こうか私……………ふう。

 貴族たる者、心乱すなかれ。乱しても表には出すな。そして速やかに平静に戻るべし。


 とにかく、目の前の娘さんが変わり者であるらしいとは分かった。

「君に恋心はあるのか?」と訊ねたくなったが、寸でで抑える。いや、抑えられてないな。

 少しくらい変わり者でも、恋や陰口的な噂話ばかりに(うつつ)をぬかす嬢達(むすめたち)(雀達)より信用はできよう。腹芸等は上手くなさそうだしな。


 取り敢えず、試用期間、開始だ。














弟君の実物が出て来る日は来るのか?


あ! 「いいね」が入ってる! 「ブックマーク」も入ってる! (((o(*゜∀゜*)o)))嬉しい(ノ≧▽≦)ノ


拙作を読んでくださっている皆様、応援ありがとう(*´∀人)ございます(。ノuωu)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ