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ティーンエイジャー  作者: うぐいす
3/8

高2始業式放課後

自分でもよく分からない……


「もう!青木先生が担任とか最悪!」


「広香落ち着いて〜。気持ちはわかるけどね。にしてもあなた一日中喜んだり怒ったり本当に元気ね…。」


そう…私たちは4人全員同じクラスになったは良いものの、なんと担任が話が長く、余計な事ばかり言うと生徒の中では超不人気な青木先生になってしまったのだ。数学の授業はわかりやすくて良いんだけどね…。今日のホームルームでも余計な話をして10分も延びてしまったのだ。お腹空きすぎてなるかと思った…。


「まぁまぁ、せっかくカフェ来たんだから今はランチを楽しもうよ!」


「美空の言う通り。ほら、ランチプレート来たよ。」


涼菜が言うように店員さんがランチプレートを持ってきたので流石の広香も大人しくなった。

私と広香はハンバーグセット、涼菜と華蓮はパスタセットを頼んだ。なんとこのカフェ、ランチが800円で食べられるのだ。量もオプションで指定できるため男性も女性も大丈夫という素晴らしさ。来たランチプレートはハンバーグもパスタもとても美味しそうである。来てよかった…。


「わぁお。めっちゃ美味しそう。美空が選ぶお店はハズレがないね。」


「えへへ。ありがと広香。」


そう。私が行きたいと3人を連れて行くお店は何故かハズレがないのだ。写真と違ったり、見た目に反して美味しくなかったりというあるあるが私には無いのだ!


…この運の良さが席替えにも出て欲しいんだけど。残念ながらその様な様子は今まで1度もない…。あ、悲しくなってきた…。


「美空の目が見事に嬉しそうな目から全てを諦めたような目に…。まぁ、何考えてるか大体わかるけどさ。席離れても友達辞めるわけじゃないし、あたしも広香も華蓮も遊びに行くし。てか、今年は1番前にならないかもでしょ?」


「涼菜…。私は去年席替えする度に1番前にならないかもって話しといて見事に全部1番前になったのは最早トラウマなんだよ…?」


「本当に美空のくじ運の悪さは驚きよね。他のことでは運がいいから尚更。」


華蓮の言うように、私は席替えの他ではお店選びだけでなく運が良いのだ。いや、正確にはくじ以外では運が良いのだ…。

去年の体育祭なんてくじで走順決めたら何故か私は運動神経悪いのに他の一緒に走る人は全員陸部とか…。あれは悪夢だった…。忘れよう…。

しかし、授業ではめったに指名されない。自分の前まで指されて私も来るかもと思ったら違う列に行くことがよくあるのだ。本当に謎。


分からない……

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