高校2年始業式 2
2話目です。
さて、教室に着いたら座席見なきゃっと。おぉぉ。今年も苗字が藤田の私と冬木の涼菜とは前後だ〜。
「涼菜!今年も涼菜の前の席だからよろしくね!」
「よろしく〜。って言っても最初の1ヶ月だけだけど。」
「美空のくじ運の悪さは凄いからね…。私は同じクラスになったからには絶対高貫君の隣の席にならなきゃ!いやでも隣だと緊張して呼吸できないかも!」
「広香は何言ってんのよ…。にしても本当に美空のくじ運の悪さは笑えないからね〜。今年もずっと1番前かもよ?」
うぅ…。そうなんだよね。私1年の時はずっと1番前だったんだよね…。しかも涼菜とは離れちゃうし…。
「本当に今年こそは…。1番前になるならせめて3人と一緒がいい…。」
「「「いや、あたし(わたし)たちを美空のくじ運の悪さに巻き込まないで」」」
そんな…。
「3人とも酷い!!!」
「まぁ…。美空のくじ運の悪さは深刻だけど、1ヶ月先の事なんて気にしててもしょうがないし。」
「涼菜の言う通り!ここは広香さんの高貫君語りでも聞いて忘れようよ!放課後にたっぷり語るからさ!」
「広香のそんな話なんて誰も興味無いわよ。でも、放課後お茶しに行くのは良いかもね。今日午前で終わりだし。」
「おお!華蓮良いこと言う!実は行きたいカフェあったんだよねー!今日行こうよ!」
「相変わらず美空の切り替えの速さはすごいな…。あたしもカフェ行くのは賛成。彼氏の話もしたいし。」
「行こう行こう!私も高貫語りしたいもん!てか、涼菜は彼氏と別れたんじゃなかったの?」
「あぁ、違う人ね。最近付き合い始めたの。年上の大学生。ナンパされて顔が良かったからとりあえず付き合ってみることにした。」
(((なんて適当な…。)))
「じゃ、じゃあ今日は放課後カフェで決定だね!楽しみ!」
てか涼菜高校生入ってから何人目…?少なくとも3人はいるんだけど…?円満に別れてるのか心配になってきた…。
まぁ、とりあえず放課後のカフェ楽しみ!!
小説書くって難しいですね。暇な時に投稿するのでかなり不定期で投稿します。