高校2年始業式
初めて物語を書くのでかなり拙い文章になると思いますが、是非読んでいただけたら幸いです。
藤田…藤田…はぁ、見つからない…。
できれば図書館に近い4組までが良かったんだけど…。
「相澤…あった!!!!!ってええ!?やばいどうしよ!」
「うわびっくりした!広香!急に大きい声出さないでよ!」
「あ、美空ごめんっ!でも!これを見て叫ばずにいられると!?」
わ、びっくりした…。広香ってば本当に声大きいんだから…。
「広香あんたほんとに声でかいってば。ん?あたしたち全員7組じゃん。」
え、本当に!?4人全員同じクラスなんて凄すぎる!
「涼菜本当!?…本当ね!!これは叫んじゃうわ……。」
「華蓮だって声大きかったのに…。お?ほんとじゃんやったねー!」
「え?あんたこれで叫んでたんじゃないの?」
「やだ、ばっかね涼菜。もっとよく見なさいよ、もっとやばいことあるじゃない!」
「あ、なんだ高貫が一緒ってだけか。」
「ちょっと!涼菜酷い!ビッグニュースでしょうよ!叫んじゃう話でしょうよ!7組ある中で高貫君と同じクラスなんだよ!?運命でしょこれは!」
広香…。その言い方だと私達も運命なんだけど…笑
「広香…。それだと7組の人全員そうなるよ…?」
「美空…。今の広香に何言っても無駄よ。あれは聞こえてないわよ。」
「そうよ。恋愛に夢中であたしたちなんてどうでもいい広香なんて置いてってさっさと教室行こうか。」
「ちょ、華蓮も涼菜も酷い!美空は私の気持ちわかってくれるよね…?」
ひ、広香の圧が凄い…。
「ソ、ソウダネー」
「広香!美空を困らせないの!ほらもう置いてくよ!」
「ちょ、ちょっと待ってってば!記念に写真撮りたかったのに〜!」
全く…。3人とも本当にブレないなぁ…。でも、4人皆同じクラスだなんて今年は絶対楽しくなりそう!