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恋のおまじない

作者: 尚文産商堂

恋をすると、周りが見えなくなるというのは、よく聞く話しだ。

でも、恋をする前なら、どうだろうか。


「えー、そんなことないってー」

私は、友達からの質問に答えていた。

お昼休みの時間は、私たちにとって天国にも等しい時間だ。

なにせ、勉強という嫌な事柄から逃げれるのだから。

でも、その時間に話される内容は、最近は、彼氏の話が多かったりする。

特に、友達に彼氏ができてからというもの、そればかり話してくる。

最近は食傷気味だ。

だが、友達は気にせずに私にも好きな人がいるかどうかを聞いてくる。

その答えは、最初に言った通りだ。

めんどくさい、それが一番簡単な答えだろう。


もちろん、私にだって、好きな人だっている。

今のところは片思いだけども、きっと物にして見せる。

それがいつになるかは、今のところ未定なのが問題だけど、それ以外は順調だ。

だから今日も、私はその彼の背中におまじないをかける。

誰も周りで見ていないことを確認して、両手でハートマークを作り、そこから彼を見つめる。

それだけだけども、きっと恋が成就すると言われている。

私も、それを信じて、今日も続けている。

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