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おまけ

本編とは関係ないオマケです。

本編は2話 プロローグから。



フェルト「はい、という訳で人物紹介を任されたフェルトだよ。みんなよろしくー」


いぬくん「唐突だね」


フェルト「しょうがないよ! 出会いなんていつも突然なんだから――

     ちなみにこちらのモコモコした犬はいぬくん。

     別に"君"付けして呼んでいる訳じゃないよ。

     いぬくんはいぬくんなの。犬だから」


いぬくん「いぬくんです。ヨロシク」


フェルト「ぬいぐるみが動いてる! とか、驚いちゃうかな? 

     私たちの世界ではジョーシキなんです!

     これが!」


 レース「どの世界と比較して言っているのかしら?」


フェルト「おおっと、良い所に。委員長。ささ、こちらへ」


 レース「えっ? 何、このマイク?」


フェルト「みんなのジコショーカイ任されたの」


 レース「誰に?」


フェルト「それはヒ・ミ・ツ。まあ実は私も詳しくは知らないんだけど。

     なんかサクシャとかいう人に頼まれたの」


 レース「サクシャねぇ……」


フェルト「とりあえずこちらのメガネっ子を紹介しますね。

     彼女はレースちゃん。私のクラスメイトで頼れる

     委員長なのです。ちなみに成績もバストのサイズもトップクラス――」


 レース「ちょっと! 勝手に人のプライバシーを暴かないで頂戴!」


フェルト「ごめん、ごめん。でもいいじゃん。

     どっちも自慢できる事なんだから! 

     どっちか頂戴! 特に胸!」

  

 レース「胸よりも先に成績を求めなさいよね。前の小テスト、落第点だったわよね?」


フェルト「ちょ、ちょっと! こんなところでそれを言わないでよぉ――もうっ……」


 レース「あっ、どこ行くのよ!」


フェルト 「はい、というわけで場所を変えました。

      委員長の紹介はあれで終わり。点数バラしたから――

      とと、あれは……おーいっ!」


スティング「あれ? フェルトちゃん、どうしたの?」


フェルト 「取材だよぉ。スティングくんも自己紹介してっ!」


スティング「いきなり? 参ったなぁ……えっと、どうもスティングです。

      この学校の針師クラスの三年生。

      フェルトちゃんとはクラスメイトで友達です。趣味は――


フェルト (ううっ……やっぱりスティングくんの認識じゃ、

      私はタダのトモダチなのかぁ……ガックシ)


スティング「――って感じでいいかな?」


フェルト 「え? ああ、うん。いいんじゃない?」


スティング「どうしたの、フェルトちゃん。元気なくなったね?」


フェルト 「そんなことないよ。あははは……」


フリル  「おおっ、ほほほ。いい様ですわね。フェルト」


フェルト 「げぇ……めんどくさいのが来た」


フリル  「キャラ紹介をしているとかで来てあげましたわ。

      さあマイクをよこしなさい!」


フェルト 「やだ」


フリル  「何ですって! この物語のヒロインに紹介をさせないつもりですの?」


フェルト 「ヒロインは私だもん!」


フリル  「いいえ、私ですわ!」


スティング「えっ? ボクが彼女の紹介? まいったな……

      えっと、彼女はフリルちゃん。ボクのクラスメイトで

      フェルトちゃんとはいつもこんな感じで仲が良いよ」


フリル&フェルト「良くないっ!」


スティング「あはは……怖いな。

      で、二人はクラスの中で二凶って呼ばれてたりするんだよね。

      まあこんな二人のお陰でいつもクラスが明るいよ」


フェルト 「フリル。決着はまた今度だよ! 今は自己紹介をしないと――――次は……」


コマチ  「お断り……」


フェルト 「あのぉ……まだ何も言ってないんだけど……」


コマチ  「流れで……私に来るの……分かる」


フェルト 「まあまあ。そう言わずに。

      私が勝手に説明しちゃうから、コマチちゃんは読書の続きでもどうぞ!」


コマチ  「分かった……」


フェルト 「こちらのクールビューティはコマチちゃん。

      クラスの女子一の身長の持ち主でスタイルはバツグン!

      胸の大きさは委員長に負けてるけど、

      それでもモデルさん並のプロポーションを隠し持った人物なのです!」


コマチ  「フェルト……」


フェルト 「あ、あれ? 説明、気に入らなかった……?」


コマチ  「私がヒロイン……説明に抜けてた……」


フェルト 「……と、とにかく、こんな人物が蔓延る楽しい針師クラスですっ! みんな、よかったら

      覗きにお出でよー。以上、フェルトでした――」

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