表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ラブソングにはならなくて

作者:セなき風
誰にも言えない気持ちを、音にすることしかできなくなった。
高校2年生の春、音楽室のピアノをぎこちなく弾くクラスメイト、瀬戸に心を奪われた奏かなで。
何気ない笑顔、ふとした沈黙、指先の震え—。
すべてが旋律になって、奏の心に流れ込んでいく。
けれど、それは決して「好き」と言ってしまってはいけない想いだった。
言葉にすれば壊れてしまう。
だから、奏は自分の恋心を曲に変えて、そっと閉じ込めた。
これは声に出せなかった片思いの話。
君に届かないまま終わった、僕だけのラブソングじゃないラブソング。
それでも、僕はきっとあの日の音を一生忘れない。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ