第6話
メロディル「ごめんね。ちょっとした書類の手伝いさせちゃって。」
ミズハ「いえいえ。大丈夫です。」
メロディル「マジーラだとどうしても犯人を捕まえる時とかじゃないと呼べないのよ。」
ミズハ「そうなんですか?」
メロディル「ええ、こう言う事務的なものが苦手みたいでね。」
ミズハ「僕も事務作業はあまり得意じゃありませんけど。。」
メロディル「あらそうなの?結構手際よくやってるように見えるけど。」
ミズハ「そうですかね。事務って結構マルチタスクっぽくなるじゃないですか?ここはそんなことになってないので結構気楽にできるって言う感じかな。」
メロディル「そうね。確かに色々重なるとマルチタスクになるわね。まあ探偵なんてマルチになったらそれこそ世界が物騒だし、これぐらいよここは。」
ミズハ「そうなんですね。」
ミズハ「メロディルさんって役割分担得意な方ですか?」
メロディル「うーんどうかしら。」
ミズハ「今の作業だって、マジーラさんでなく僕を呼んだ感じですし。効率化の人選選びっていうか。」
メロディル「私はあまり意識したことはないわね。まあ探偵気質上、相手の行動とかよく見てるし、これは彼ならとかはあるかも知れないわね。まあ私の部下は殆どいないけど。」
ミズハ「そうなんですか?」
メロディル「収入が少ないのよ。まず雇えないし、管理とか億劫だからね。」
ミズハ「でも、マジーラさんはメロディルさんの部下じゃないんですか?」
メロディル「私は彼みたいに魔法使いとかじゃないから犯人を捕まえるなんで無理よ。だから雇ったというのもあるし。」
ミズハ「あー、そうなんですね。」