第2話
ミズハ「うーん、うーん。。」
マジーラ「最近ずっと唸っていないか?」
ミズハ「だって、辛いものは辛いし…だからってやめるわけにはいかないでしょ?」
マジーラ「冒険者か?金欠には変わりないし、収入も安定しないのだ。やってもらわないと困る。」
ミズハ「分かってるけど、辛いの。」
マジーラ「どこら辺がだ?」
ミズハ「マジーラさんはさ、仕切る方を好むタイプ?仕切られる方を好むタイプ?」
マジーラ「急にどうした?」
ミズハ「僕の仕事の仕方何が向いてるかわからないんだけど。」
マジーラ「やりたいようにやれば良いではないか?」
ミズハ「やりたいことがわからないが正しいかな。」
マジーラ「なんだ。冒険者向いていないとかか?お前の戦力なら十分やっていけるだろ。むしろ周りに疎まれるレベルだぞお前の場合。」
ミズハ「できるできないとか、向いてる向いていないとかじゃなくて。結局どうすればそんなに負荷なくできるかと言うこと。向いていたとしても、こうあるべきと言うことに圧縮されて周りが怖いのが現状。」
マジーラ「できないことあるのか?」
ミズハ「僕はアマミちゃんみたいに魔女じゃないよ?なんでもできたらそれこそ苦労しない。」
ビグド「おう!遊びに来たぜ!ってなんだ?冷てえ空気だなオイ!」
ミズハ「破壊魔は黙っていてくれません?こっちは冒険者としての上からの重圧で死にそうなんですが?」
ビグド「よくわかんねえが、うざったかったら叩き潰せばいいだけだぜ?」
マジーラ「お前基準にするな。」
ビグド「あ?やんのか?あ?」
ミズハ「とりあえず、一回休むか。また明日もギルドでなんかあるみたいだけど、アマミちゃんにでも頼んで遠くに一回連れて行ってもらおう。。」