4話
夢の中
ここは…夢の中?
???A「・-・・・ -・・- -・--- -・-・- -・--- ・- ・-・ -・-- --- -・・・ ・・」
???B「--・-- ・-- -・・- -・--・ -・- -・ --・-・ ・-・・ ・・ -・- -・--・ ・-・・ -・ ・-・・ ・・・ ・-- -・・・- ・-・-- ・・・- --- 」
???A「・-・・・ -・・- -・--- -・ ・・ -・-- -・・・ ・---・ ・・ -・ ・- -・-・ -・・-- -・--・ -・-・- ・-・ ・- --・-- ・- ・--・ ・・-・・ ・-・・・ ・-・ --・-・ ・・ ・・・- -・--・ --・-・ ・・-・- ・--- --・-- --・-・ ・・ -・- -・--- 」
2人が何か会話している。でも分からない…どうしよう
ルシアの家
「ルシアちゃん!ルシアちゃん!」
「は!」
「おはよう」
「おはようございます」
あの夢はなんだったんだろう
「大丈夫?なんか変な夢でも見た?」
「はい…なんか姿は見えませんが2人が音を出し合っていました」
「音でお話でもしてたのかな?」
あれはなんだったんだろう
「とりあえず今は学校行きましょう!」
学校
授業が始まる前は暇だなぁ…クローバーと仲良くなれたと思ったらクローバーは先生に呼び出されてるし
「ちょっといいかな」
「あ、はい!」
び、びっくりした!
「ルシアさん…なんか驚かせちゃった見たいだね」
「はい…後さん付けなんて堅苦しいです。普通に呼び捨てでいいですよ?」
「じゃあルシアちゃんって呼ばせて貰うね。そういえば自己紹介まだだったね。僕の名前は風音ゆい。よろしくね」
一人称が僕…それに若干男性っぽい雰囲気だなぁ
「ではゆいちゃんって呼ばせて貰いますね」
「ちゃん付けはちょっと恥ずかしいなぁ…君付けの方がしっくりきそうかも」
男性っぽい分はちゃん付けで呼ばれるの苦手なのかな。
「分かりました。ではゆい君って呼ばせてもらいますね」
「正直に受け止めるとは…まぁいいか。それにしてと美味しそうだな(小声)」
「どうしたんですか?ゆい君」
「いやいや、なんでもない。そろそろ授業が始まるから準備した方がいいよ」
「分かりました。1時間目は体育でしたね」
「そうだったね。ってそうだった!体操着忘れたんだった!ちょっと体操着借りてくる。じゃあね」
「2着あるので良ければ私の体操着貸しましょうか?」
「いいの?」
「はい!困った時はお互い様です!」
「ありがとう」
放課後
学校終わった。姉さん、下界は分からない事ばかりだよ…
「ルシアちゃん!」
「ク、クローバー?!」
「朝はごめんねぇ。先生に呼び出されてさぁ」
「勉強、しないとダメですよ?」
「分かってるよ。でもねぇ…」
ここは私が頑張らないと!姉さんに顔向けできない!
「クローバー…よし!今日はクローバーさんの家に行って私が勉強教えます!」
「えぇ…いいよ」
「ダメです!」
「ルシアちゃん、結構強引だね。分かった。私も頑張るよ!」
「帰って特訓ですよ!クローバー」
帰り道
クローバーにどうやって教えればいいのかな
「ルシアちゃん!ルシアちゃん!」
「は、はい!」
「考え事でもしてたの?」
「はい。勉強って難しいなぁって」
「ルシアちゃんって結構ガリ勉なんだね」
「ちょっといいかな」
「ハンター?!(ルシア・クローバー)」
「ハンターなんて失礼だなぁ…ゆい、風音ゆいだよ」
あ、ゆい君。今朝あった人だ
「す、すみません!人違いを…」
「悪い。間違えちまった」
「まぁいい。それにハンターって単語を知ってるなら話は早い。最近天使を狩るハンター、三上あすみって奴を知らないか」
「それなら知ってます。昨日、襲われました」
「ルシアちゃん!何を行って?!」
しまった!こんなのクローバーが天使って薔薇してるようなものじゃん!
「やっぱり。ルシアちゃん、君って天使でしょ?」
「え?!(ルシア・クローバー)」
なんか勘違いされてる。私悪魔なんだけどなぁ
「僕の目に狂いはなかった。君はとても人間とは思えない程穏やかな雰囲気を感じる。そしてとても優しい」
「あ、あのわたし悪魔ですよ?」
「いやいや、僕は君を見た時思った。君のような優しい存在が悪魔なわけないだろ」
「ルシアちゃんは本当に悪だぞ。後天使は私だ」
「いやいや、冗談はやめてくれ。不良の君が天使だなんて」
「まぁ分からなくはない。私もルシアちゃんの方が天使っぽいって分かってるからな」
「ちょっとクローバー!しれっとやばいこと言わないでください!」
「本当なのか…」
「はい!私は悪魔です」
「まぁいい。もしもし。みのり?ルシアちゃんは天使じゃなかったよ」
電話?誰と話しているんだ?
「時間を取らせて悪かったね。僕は行くよ」
「なんだったんだあのボクっ娘?」
「私が悪魔ってことバレましたけど大丈夫ですかね?」
「大丈夫だろ。それよりルシアちゃん、良ければなんだけど天使に転職しない?」
「しません!ってかできるんですか?!」
釣り場
「死体が1つ!死体が2つ!海で死ぬなんてただの馬鹿だよね〜!」
「見つけたわよ。さーや」
「みのりちゃん遅いよ。死体釣るだけになってたよ」
「はぁ…そんな事してたら親父が悲しむわよ。やめなさい」
「ハハ!僕がその程度で辞めるとでも?」
「まぁいいわ。でどうだったの?」
「ルシアちゃんは天使じゃなかったよ。天使の方はクローバーだった」
「クローバーが天使?以外ね。あの人周りから不良呼ばわりされてなかったかしら?」
「まぁいいじゃないか。それよりみのりちゃん、僕はルシアちゃんが気に入った。あの子を僕のものにしたい!」
「殺しさえしなければ止めないわ」
「殺すって物騒なw」
「親父から電話がかかってきたわ。あなたは少し黙りなさい」
「はいはい」
「親父、どうしたんですか?明日子供達の面倒を見て欲しいんですね。わかりました」
クローバーの家
「ここはこうやって…そこは」
「解けた!やったぜ!」
「よく頑張りましたね。クローバー」
「今日はここまでにしましょう」
「テスト大丈夫かなぁ」
「何言ってるんですか!赤点回避までみっちり叩き込みますからね!」
姉さんの友達がこれじゃ姉さんは悲しんじゃうよ!
就寝時間
「い、一緒に寝てくれませんか〜」
「ルシアちゃん、相変わらず幼いね」
「幼いって言わないでください!お化けが怖いだけです」
「余計幼いよwルシアちゃん!」
「こ、怖くなんかないです!おやすみなさい!」
「おやすみ。ルシアちゃん」
夢の中
ここは…夢の中?
「お目覚めかな?」
あれ?夢の中に誰かが…
「だ、誰ですか?」
「前は変な夢を見せて悪い事をしたね。謝るよ。私はクローバーの姉、エルフィン・テイラーだよ」
唐突ですがキャラ紹介をします!
赤河みのり
ルシア、クローバーのクラスメイト。ゆいとは親友。人間とは思えないほど頭と身体能力が高い。学力がものすごく高く基本なんでも出来る。過去に住んでいた故郷では忌み子として扱われており唯一明るく接してくれていた妹も最終的には自分から離れる事になってしまった。これ以上自分の居場所はないと感じたみのりは小学六年生の時に住んでいた故郷を飛び出した。飛び出した後は風音ゆいと出会い保護施設に入る事になった。今ではバイトができる人間になった為一人暮らしをしている。過去の影響で人間不信な所があるが自分を養ってくれた保護施設には感謝しておりたまに保護施設の子供と遊んだりしている。余った生活費を保護施設に寄付しており子供たちへのおもちゃを持って行ったり食べ物を差し入れしたりもしている。将来はカウンセラーになりたいと思っている。実はやばい行動が目立つゆいよりパワーもスピードも高い。ただしゆいも相当な実力の持ち主。ゆいの行いがやばすぎて目立たないだけ。ゆいの事をさーやと読んでおりゆいを止められる数少ない人。普段の冷たい態度から周りからの評判は悪いが根っからの悪人ではなく問題行動は起こしていない。みのりを保護してた保護施設の管理人も「物凄くいい人なんです」と言っている
元ネタは10年以上前にニコニコで有名になった河童さんです。分かる人いますか?
エルフィン・テイラー
クローバー・テイラーの姉。妹のクローバーに封印されたがクローバーがルシアに会ってから何故かルシアの夢に入る事ができるようになった。封印されてから性格はかなり丸くなった。クローバーの大切な親友を奪った事を後悔しており不良になった責任を取る為にルシアにグレースの封印の解き方と封印されている場所が月である事を教える。グレースを封印する際にかなりの力を消費してしまい天使は太陽の力を使って力を回復するのだがクローバーに月に封印された事により太陽の光の恩恵を受ける事ができなくなってしまい力を回復できず力が底をつきた場合消滅してしまう為かなり危険な状態。グレースを月に封印した理由は悪魔も太陽の力で存在できていると勘違いしたから(実際悪魔のエネルギーの源は月)
今回の終盤にちょこっと出たキャラです。ここだけの話、結構ドジです
後キャラは1人追加する予定です。まぁ名前だけなら作中にでてますが…余談ですがクローバーが頭が悪い理由はとある作品に影響されたからです。言えることはこれくらいです。次回もお楽しみに