2話
帰り道
な、何話せばいいか分からない
「ルシアちゃん!」
「ク、クローバーさん!え、あ…はい!」
だめだ…緊張してしまう
「さん付けはいいよ。堅苦しいし」
「で、でも…やっぱり無理です!」
呼び捨てはちょっとなれないかな…
「まぁいいや!良かったら寄り道して行かない?食べたいものがあるんだ!」
「で、でも寄り道なんてしていいんですかね?」
「バレなきゃいいんだぜ!」
私もクローバーさんみたいにこんな風に割り切れたらなぁ
「まぁちょっとだけなら…」
少しならいいよね。悪魔なんだし
ファーストフード店
「ルシアちゃんは何食べる?」
色んなものがあるなぁ…とりあえず
「私はチーズバーガーにします!」
「おっけー!ルシアちゃんは席を取っておいて!」
「分かりました」
数分後
クローバーさんもうすぐ来るかな?
「お待たせ!ルシアちゃん待った?」
「待ってないです。席、取っておきましたよ」
「じゃあ食べようか!」
食事中
「はぁー!美味しかったぁ!」
クローバーさん、すごい食いっぷりだったなぁ
「クローバーさん、よく食べますね」
「そう〜?ルシアちゃんはもっと食べた方がいいと思うよ?」
「そ、そうですか?」
「食べ終わったことですしルシアちゃんの家に行きますか!」
「はい!」
帰り道
「はぁ!食った食った!」
私もクローバーさんみたいに沢山食べれば自信出るのかなぁ…
「そこのお二人!少しよろしいでしょうか?」
急に現れた!この人だれ?!
「なーに?これからルシアちゃんの家に行くんだけど」
「そうですか…では手短に!」
「ん?!急に何をする?!お前は誰だ?!」
え?!クローバーさんが襲われた?!どういう事?!
「名乗り遅れました。私は三上あすみ。天使を狩るハンターです」
「え?!クローバーさんって天使だったんですか?!」
思わず声が出てしまった。クローバーさんが天使?
「そこの人、ルシアさんでしたっけ?」
「あ、はい!(人ではないけど…)」
「この堕天使は過去に悪魔の友人を姉に封印された事により怒り狂って自身の姉を悪魔の友人を封印したのと全くやり方で封印したのですよ?」
どういう事?頭が追いつかない
「どこからその情報を得た?!お前は誰だ?!」
「クローバーさん、貴方が知る必要はありません。後私は天使を狩るハンター、それ以外に説明なんて入りますか?」
「これ以外にも聞きたいことはあるけどあんたにこれ以上聞けることは無さそうね。ルシアちゃん!」
「え?!は、はい!」
「面倒な事に巻き込んでしまって悪いね。一旦逃げるよ!」
何がたんだかよく分からないよ〜
「逃がすとでも!」
ハンターがクローバーさんに隠し持っていたナイフを投げてきた
「クローバーさん!危ない!時間停止!」
時間停止中
「あ、あれ?周りの時が止まってる。どうなってるの?そんなことよりクローバーさん…」
「え?!ルシアちゃん?!」
クローバーさんを触ったらクローバーさんの時が動き出した…どういう事?
「今どうなってるの?ハンターが隠し持っていたナイフを投げられて…」
「分かりません。クローバー、とりあえず私の家まで逃げましょう。ここにいては危ないです!」
「わ、分かった(ルシアちゃんが呼び捨てになってる?)」
あとがき
2話です。遅れてすみません(土下座)リア友にキャラ追加して欲しいって言われて時間がかかっちゃいました
今回当時した天使を狩るハンター三上あすみの自己紹介です
三上あすみ
天使を狩るハンター。クローバーを目の敵にしている謎の人物
薄!キャラ設定これだけです!どうしてこうなった?次はいつになるんでしょうかね?