三限目・回復
~一月目・十日~
「おはよう! とりあえず二人ずつローテ最後は女子兼回復組だな!」
「回復と魔法ってどうちがうの?」
「根本的には一緒なんだが、攻撃魔法と回復魔法はメカニズムが違うんだ」
「へー」
魔法は想像あってのもので、極端に言うと想像できることならなんでもできる。攻撃魔法は詠唱することで同じ技でも威力をあげることができるが、回復魔法は治すか治せないかのニ択。擦り傷や切り傷なんてものは簡単だが生き返らせるともなると……
「俺は回復に関して教えられんことはないが、苦手なので得意な人に教えてもらいに行こうと思う!」
本当は回復担当の教員を雇えればいいんだが、なんせそんな資金もなければ人脈もない。
◆◆◆
「おーい! テトラー!」
「はーい! あっ、エビスさんじゃないですか! 久しぶりですね!」
「卒業してからそんなに日にち経ってないだろ」
やって来たのはとある診療所、この世界での同級生であるテトラが就職した。とりあえず回復系のスペシャリストであるテトラに教えてもらおう。
「そうでしたねぇ、ところでこの娘たちはまさか……」
「おう! 俺の生徒のツバキとギョクロだ!」
「もうしっかり先生やってるんですね!」
「まぁな、そこでなんだけどちょっとこいつらに回復魔法教えてやってくれないか?」
幸いにもそんなに患者はいないようだしやってくれるだろう。
「そうですね~忙しくなったらあれですしぃ……」
「絶対暇だろ」
「絶対とはなんですか! 分かりました! 教えますよ! ちょっと待っててくださいねっ!」
いや~怒り慣れてないのが見え見えだなぁ、でもまぁ教えてくれるって言うならありがたい。今度なんかおごってやろう。
「お待たせしました~それでどこまで教えればいいんですか?」
「こっちのツバキには本格的なやつを、こっちのギョクロには軽いやつを頼む」
「了解です! 二人はこっちへ、エビスさんはどっか行っててもいいですしそこに座っててもらってもいいですよ」
「じゃあちょっとフラッとしてくるわ」
「いってらっしゃーい」
◆◆◆
「進み具合はどうだ?」
「最初は別人格が出てきたり、急に放火されたりして大変だったんですけど……飲み込みはいいですね!」
やっぱりまだ治ってないか……
「俺まだ用事あるからある程度までいったら解散にしてくれ。来週も来るから、んじゃ!」
「え……ちょっと!」
有無を言わさず俺は診療所を後にした。その後、俺はこの世界では大手だという会社の携帯を買って帰り、タッチパネルに苦戦するのだった……
最後の大手携帯会社は裏設定として「ハードバンク」としておきましょうwww
因みに私はd○c○moです(*`・ω・)ゞ
伏せてるつもり↑




