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ファイタースピリット  作者: ユウタ~創造神~
9/17

エイスト章

どうも、ユウタです。


では本編をお楽しみ下さい。

基地に着く、基地からは招集の警報が付近に鳴り響いていた。

 

「なにごと!?」


「ここまでするってことは相当やばいのかな?」


「とりあえず入ろう!」


「うん!」

 俺たちは基地に入り自分たちの部屋に行く、そこには既にみんなが来ていた。


「揃ったわね」


「急すぎるきえ...パフェ食い損ねたきえ」


「早く終わらせようよ」


「みんな早っ」


「みんなは近いからね」

 

「さて、指令は『戦闘』よ。死なないでよ?」


「まじかよ、俺死んだな」


「大丈夫!デントは今回はサブだから!」


「あ、そうなのか。よかったぁ」


「女の子に戦いに行ってあんたが戦いに行かないとか情けなくないの?」


「返す言葉もございません」


「まあいいわ、行くわよ」

 スレイサーに連れられ外へ出て階段へ向かう、階段の前に着くとさらに下へ行く階段を下りる、どうやら地下に降りるようだ。


「地下?」


「そう、この星では戦わないわよ?前線、つまり『月』よ」


「月で戦うんですか!?」


「そうよ、月には宇宙のあらゆる情報が残ってるの。日常で使っている機械や私たちの武器なんかの兵器まであらゆる分野の情報がね」


「そうなんですか?」


「あんた、月の起源説を習ったでしょ?」


「...?」

 俺は頭の上に?マークを浮かばせる。


「はぁ?あんたバカ過ぎない?」


「ご、ごめんなさい」


「....まぁいいわ、月の起源説は捕獲説よ」


「捕獲説?」


「宇宙をさまよう月という天体をこの地球の引力が引き付けそれによって地球を周回する軌道に乗ったという説よ」


「ああ、それなら少し聞いたことがあります。でもそれって月を引き寄せるだけの引力が地球に無いってことでまだ理論上の可能性でしたよね?」


「そういうことは知ってるのね、でもそう、これはまだ理論上の仮説にすぎなかった。しかし近年の研究でその説が立証されそうなのよ」


「へぇ、それはすごいですね」


「凄いことに変わりはないけど問題はその立証方法なんだけどね」


「え?」

 そんな話をしていると階段の一番下に着く、そこには厳重に守られた扉があり警備兵が二人いた。


「第87部隊よ、扉を開けて」

 スレイサーは胸についているバッチのようなものを見せて言う。


「確認、第87部隊だな、おい扉を開けろ」

 一人がもう一人に命令をする。


「了解」

 そのもう一人が後ろにある赤いボタンを押す、すると大きな機械音がどこからかなり重たそうな扉がまるで電車の扉のように素早く開く。


「おお」


「行くわよ」

 スレイサーと共に開いた扉の中に入って行く、その中は上下左右すべてが真っ白くまるで何もない世界に居るみたいだ。


「ほへぇ」

 俺は体験したことのない感覚に感動したのか恐怖を覚えたのかわからない声を出す、するとどこからともなく声が聞こえる。


「やあごきげんよう諸君、みんな今日も美しいねぇ」


「うっさいわよルイデス、さっさと転送しなさい」


「おお怖いねぇ、君はオカマだけど結構かわいいから私は好きなんだけどねぇ」


「キモイ」


「それにルリスちゃんもサニーちゃんもカッパちゃんもかわいいし」


「きもいよルイデス」


「キモイきえ」


「キモイです、死んでください」


「その罵倒もたまらない!!」

 なんだこの人、キモイを通り越して怖いんだけど。


「あ、あのスレイサーさんこの声の人は?」

 俺はスレイサーの耳元で小声で尋ねる。


「ん?あぁ、こいつは...」


「おお!君がざっこざこデント君かい?」


「ざっこざこって....」


「校長から話は聞いてるよ、私はバイキューレ・サイド・ルイデス、よろしく」


「よ、よろしくお願いします」


「さて、ではここがはじめてなデント君にはここの事について軽く説明してあげようかなぁ」


「あ、ありがとうございます」


「それさ、私たち転送してからやってくんない?緊急出動の要請来てんの」

 スレイサーは少し怒りが混じったような声を出す。


「はいはーい」

 ルイデスが適当に返事をする、すると俺以外の四人の頭にゴーグルのようなものと手足それぞれに武器らしきものが転送されてくる。


「コネクトチャック、兵器システムオールグリーン、オレテラステル(起動せよ)クエルサー(古の兵器達)!」

 スレイサーがまるでロボットアニメのパイロットのような言葉を使う、それに続けてサニー達も続けて言う。

 なにかの合図の影響なのかどこかの言葉を使った瞬間四人の武器が光り出している。


「コネクトチェック、こちらの兵器システムオールグリーンだよ」


「同じくコネクトチェック、システムオールグリーン」


「コネクトチェック、兵器システムオールグリーンだきえ」


「おっけい、んじゃいってらっしゃい」

 ルイデスがそう言うと彼女たちは俺の目の前から一瞬にして姿を消した。


「さて、これで二人っきりだね」

 やっぱこの人気持ち悪い。


「そ、そうですね、えっと俺は何をすればいいですか?」


「今は特に何もしなくていいよ」


「はい?」


「とりあえず私の説明を聞きなさい」


「はい」

 俺はなぜか目の前に転送されてきた椅子に座りルイデスの話を聞くことにした。




END 

どうでしたか?


感想等お待ちしております。


ではまた次章でお会いしましょう。

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