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ファイタースピリット  作者: ユウタ~創造神~
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フィスト章

どうも、ユウタです。


本当に前書きって何書けばいいんでしょうね?


では本編をお楽しみ下さい。

「ではまず自己紹介からだな」

 校長が俺と他四人を近くにある椅子に座らせ言う。


「ではデント、お前から自己紹介だ」


「えっと、デント・ハルバートと言います、よろしくお願いします」


「よろ~!」


「よろしく」


「よろしくね」


「よろきえ」


「一人おかしいのが居ない?」


「ああこいつか?」

 校長はきえきえいう女の子の所へ行き頭を撫でる、暗い紫色の髪に輝く金色の眼を持つ女の子だ。


「ほらルリス、自己紹介」


「ここ第87部隊所属ルリス・ハグメントですきえ、尾語にきえって付くけど気にしないでほしいきえ」


「お、おう」


「次」

 赤色の肩だしへそ出しTシャツにショートパンツを着た女の子が立ち上がる。


「ヒルメデス・ソーサ・サニーだよ!ここ第87部隊所属の副隊長です!よろしく!」

 この子は元気っこ属性の女の子か、髪が赤く背中までの長さで所々に癖っ毛がある、眼は綺麗な緑色だ。


「よろしくです」

 校長が何も言わずに指だけを指す。


「サスペニアル・カパラーチェです、よろしくです」

 少しテンションが低めの女の子、髪は黒っぽい青で長さは肩まであり吸い込まれそうな瑠璃色の瞳を持っていてジト目だ。


「この第87部隊を率いる隊長クレサナリール・スレイサーよ、よろしくお願いするわ」

 太陽のように赤く輝く瞳にエメラルドのような緑色の髪、耳付きの黄色い虎のパーカーに黒い長ズボンの背の小さい女の子?いやこれは...


「スレイサー殿は男きえよ?」

 途惑っている俺にルリスが話しかけてくる。


「え、あ、いや」


「なによ、男で悪かったわね。昔からこういう性格なのよ」


「えっと、よ、よろしくお願いします」


「個性的だろ?ここの部隊は」

 俺は何も言えずに黙り込む。


「お前は今日からここに所属するんだ、仲良くやれよ」


「え!?」


「楽しくやっていくきえ!」


「おう、そうだな!」


「仲間が増えるね」


「そうね、こちらとしても新しい仲間が増えて更に多目的に事を運べるから助かるわ」


「まじかよ」


「まじだぞ」


「...ハァ」

 俺はため息をつく、なんかとんでもないとこに配属された気がする。


「さて、基地内はまだまだ見て回るとこが山ほどあるからな。行くぞ」

 校長は立ち上がり扉を置けて外に出ていく。


「は、はい」

 俺は急いで校長の後についていく。


「それではみなさんまた後で」


「きえ」


「おう!」


「またね」


「いってらっしゃい」

 俺は扉を閉めて校長と共に再び基地内を見て回る。

 基地内には色々な施設があり射撃訓練場や実戦訓練場、それぞれの能力強化のための環境変化型訓練場に極楽スポットなどありとあらゆるものがある。


「すげぇ...」


「そうだろ?前線で戦う兵士たちの基地なんだ、これくらいはしないとな」


「え?でも戦争は終わったはずじゃ...」


「まだ反乱分子だっているし宇宙からの侵略もあるからな」


「宇宙から!?」


「学校じゃこんなことやらないだろうな、しかし現実に我々は攻撃を受けている」

なんかいきなり話が壮大になってきたな...


「俺はその宇宙人と戦うんですか?」


「まぁそう言う事になるな、しかしお前も含めてそれぞれの小隊はまだ大きな戦闘に使えるほど強くない、ここで訓練をし鍛えてからだな」


「はあ...」

 俺はわかったような感じに返事した


「宇宙人も『ファイタースピリット』を使うんでしたっけ?」


「者によるな、使えないやつらもいるがほとんどは使える」


「やっぱりか...」


「お前のその知識は神話からか?」


「え?あ、はい」


「だろうな、しかしここは神話とは違う。現実だ」


「...」


「神話とは人がある事柄を世に伝えた「神秘的な話」だ、我々が君の話を真面目に聞いているのはその「神秘的な話」が現実に存在する危険性を考えているからだ、ゼウスによる大洪水は大嵐による洪水発生が当時生きていた人間が神の怒りだと言い語ったにすぎん、神とはつまり「人間の理解を超えた物」だ、様々な人間の技術を使っても求めることができない物それが神だ」


「...分かってはいますがそれでも俺は....」


「...それはお前の「願い」にすぎん、こうあってほしいと言うただの願望だ」


「...」


「現代科学が手に負えないことも多々あるがいつか必ず解き明かされる、世界は可能性に満ちているんだろ?」


「そうですね」


「神と呼ばれる存在も次第に明らかになるさ、幽霊が居たんだぞ?」


「そう...ですね」


「おとぎ話の幽霊や妖怪が科学的に証明できたんだ、科学は真実を追求する我々にとっての武器だ」


「はい」


「お前の目的とはなんだ?」


「俺は...」

 小さいころから読んできた神話の本、俺は今までその本に書いてあることが本当なんだと世に信じさせるためにいろいろ調べてきたが俺が本当に求めていたのは...


「証明...」

 そうだ、俺は世の中に神話の事を信じさせるために証明したかったんだ、神の存在を。


「今の世の中は神を信じない当然と言えば当然だ、幽霊や妖怪の存在を明らかにした科学でも神話に載っている神だけは見つけることができなかった、力不足と言えばそうかもしれないがそもそも幽霊たちに聞いても天国も地獄もないことが分かっているし妖怪に聞いても「そんなものにはあったことがない」と言っている、我々がおとぎ話としてみていた者すらその存在を知らないんだ、宇宙に出て更に科学を発展させてもその存在には届かない」


「...」


「だからお前が居るんだろ?」


「え?」


「お前のようなバカが居るからまだ世界は希望を捨ててない、証明してみろこの世界の真実を」


「...!!」


「ここはお前のスタートだ」

 校長は俺の胸を拳で軽く押す。


「はい!」


「この世界の固定概念を吹き飛ばせデント」


「了解!!」


「『科学とは我々の神だ』」


「え?」


「ここの創立者、レイジのおじいさんの言葉だ」


「へぇ」


「お前の周りの奴らの言っている者達とは少し違う、我々の神とは武器、真実の扉の鍵と言うものだ」


「真実の扉の鍵...」


「さあ、行くぞデント」

 校長は歩き出す。


「はい!」

 俺の夢を叶えるために、世界の果てに行くために!

 俺は追求する!世界を!!




END

どうでしたか?


俺は神話大好きです、でも科学も大好きです。

なら全部一緒に考えればいいんですよ、科学で全てを解き明かせばいいだけです。

たまに「神への冒涜だ」ってのを聞きましが半信半疑の信仰で神の名を語る人々の方がよっぽど冒涜ですよね?

神が存在するのなら証明せよ、です。

私は証明したいですよ本気で。

まーこの話はまた今度。


ではまた次章でお会いしましょう。

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