第五編
家を買いに不動産らしき所に来た。
「家を買いたいんですが」
「どんな家をお求めで?」
「カマエルお前はどんな家がいい?」
「えっ御主人様がお決めになってください。」
「お前も住むのだから意見をいっていいぞ。部屋は何階にほしいのだ?」
「では、高いとこの方が好きなのですが・・・」
「んーとなら4階建てにするか。4階建てってあるか?」
「ありますよ。街の中心近くに一つと、中心から少し離れたところに一つだ。」
「なら離れた方で」
「あいよ。2380000ゴールドな」
お金を渡して、家に行った。
「んじゃぁ荷物とか置いて服や家具など買いに行くか」
「はい」
この世界は便利だ。
家具を買ってもアイテムボックスに入れれるから軽いのだ。
買ったのは、ソファー2つ、椅子10個、シングルベッド4つ、ダブルベッド1
つ、机4つ、テーブル1つ、クローゼット6つだ。
「次は服だな。」
「はい」
服屋に来た。
「カマエル好きなのを10着ほど選んでおいで」
「わ、私のですか?」
「そうだよ。値段も気にせず好きなのを買っていいんだよ。」
「そ、そんなに多く、しかもここって全部新品じゃぁありませんか」
「だからどうしたんだ?」
「奴隷にはお古を着せるのが普通なのですが」
「まぁ気にするな。選んでおいで」
「分かりました。ありがとうございます」
「なぁ店主」
「何でしょうか?」
「ここで一番高い服っていくらだ?」
「10000ゴールドですが」
「そうか、分かった」
「カマエル」
「何でしょうか御主人様?」
「150000ゴールド渡しておくから、好きな数買いな。終わったらここで待ってて
くれ」
「150000ゴールドも?大金ですよ?」
「ああ、そうだな。まぁ大丈夫だろう」
「分かりました。」
「んじゃぁ終わったらここで待っといてな」
「はい。ご主人様」
と言ってカマエルと別れた。