第二編
「着きましたよ」
どうやら爆睡していたようだ。
「ここは帝都です。ここら辺では一番大きな街ですよ。」
「ありがとう。あとは何とかするよ。」
「いえ。お気をつけて。」
そう言って別れた。
する事が無かったので、街を歩き回った。
街には、たくさんの種族がいた。
まず武器屋と防具屋を探した。
今装備しているのは、銅の剣だった.
「いらっしゃい。何をお求めで?」
「銅の剣より良い片手剣を頼む」
「んーっと、こんだけだよ。」
「んじゃこれ頼む」
俺は鉄の剣を渡した。
「1000ゴールドだよ」
俺お金持ってたっけっと思ってステータスを見た。
名前 グシオン LV5
装備 銅の剣
職業 剣士 騎士 英雄 鑑別師
HP 1932/1932 MP100/100
お金 9999999999999ゴールド
意味が分からんがお金は有り余ってるようだ。
1000ゴールド渡して武器を買った。
防具屋でも同じちょっと上がるやつを買った。
LVがあるって事は装備にも制限があるかもしれないから。
「まぁ、何とかなるだろう」
気楽に考えて迷宮に行くことにした。
迷宮の事は武器屋の人に聞いた。
強いと言われたら行きたくなるものだ。
迷宮にすぐ入れた。
「ここが迷宮か。思ったよりもなんか重圧感あるなぁ」
と言いながら奥に進んだ。
奥に敵が見えた。
よく見ると、敵の名前や弱点HPなどが載っている。
たぶんステータスで見た鑑別師のおかげだろう。
名前 コラルドラゴン LV1
HP20/20
弱点 土
ドラゴンなのに雑魚キャラって何か複雑だ。
難無く倒せた。
第一層はコラルドラゴンしかいないみたいだ。
沢山倒して結構時間が過ぎたので、街に帰った。
「今日は遅いし宿に泊まるか」
一人でつぶやきながらとぼとぼ歩いて行った。
「いらっしゃい。どれくらい泊まるんだい?」
「7日ぐらい泊めてくれ」
「わかった。なら140ゴールドな。」
「ありがとう。」
「部屋番号は362号室な。出かける時は鍵は預けてってくれよ。」
「了解」
これで異世界に迷い込んで1日が過ぎた。
名前 グシオン LV56
装備 鉄の剣
職業 剣士 騎士 英雄 調教師
HP 5724/5724 MP 624/624
お金 9999999999999ゴールド
何故か職業が1個増えた。
お金はこれが最大らしい。