第十九編
「今日は盗賊で沢山手に入ったからこのぐらいでいいか」
家に帰った。
「お帰りなさいませ御主人様」
「何をしていらしたのですか?」
「ああ、仲間を増やすなら装備もと思って、神装備を集めに行ってた」
「ならそんなにいりませんよ」
「なぜだ?」
「神装備にはLV制限と神の意志で付けれる者付けれない者がいますので、私は全てカマエルなので大丈夫ですし、御主人様は強いので神も認めてくれます。マリは素質があるからだと思います」
「そうか、なら無駄足だったか」
「いえ、御主人様がいくつか装備すればいいのです」
「そうだな。それに付けれる奴いるかもしれないしな」
「そうです。きっといますよ」
「オークションまであと7日かぁ」
「そうですね。これからどうします?」
「まず家などはメイドでも雇ってやらせるとしよう」
「分かりました。では明日にでも雇いに行きますか?」
「そうだな。そろそろ遅いし寝るか。おやすみ」
「おやすみなさい御主人様」
部屋に行って着替えていると、コンコンっと扉が叩かれた。
「マリです。入ってもよろしいですか?」
「うむ。入れ」
「失礼します」
「どうした?」
「話をしたいので、横に座ってもいいですか?」
「いいぞ」