第十六編
「最近迷宮の奥に魔界に繋がるゲートがあるって言う噂が流れるらしいですよ」
「そうか。なら行ってみるか?」
「私は行ってみたい気がしますが、3人で大丈夫でしょうか?」
「一回行ってみるか」
「はい」
迷宮1階に到着した。
「この迷宮の何階にあるんだ?」
「それがぁ、最下層のようです」
「最下層って何層あるんだ?」
「130層あります」
「誰がそんな所までいけるんだよ」
「ですよねー。辿り着いた者はいませんから」
「えっ、じゃぁ何でここに魔界の入口があるってわかるんだ?」
「御主人様はしらないんですね、神々から言葉を交わせる者がいるんですよ。その人たちが言ってるんです」
「そうなのか。なら130層目指すために仲間とLV上げるか」
「そうですね」
「はい。頑張りましょう」
「じゃぁ一旦家帰ってから、仲間を探しに行くか。あとペットの使い方を覚えないとな」
「そうですね。」
家に帰り荷物を置いていつもの奴隷商人の所にやって来た。
「おお、これはこれはグシオン様お久しぶりです。よくいらしてくれました」
「久しぶりだな。また仲間を探しに来た」
「今回はどういった子をお求めで?」
「ここってLV100しかいないのか?」
「ここはいませんが、オークションなどで買えば上限はありません」
「そうか。ならそのオークションはいつやるのだ?」
「月一回ですので、今から10日程のはずです」
「ありがとう。そこで買う事にしよう」
そのまま家に帰り寝た。