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第20話:休日の過ごし方は

昨日は楽しかったなぁ………。

夏祭りもみんなで無事楽しめたし、りんご飴と花火も最高だった。それなのに今日は何も予定がない。

「暇だなぁ。………そうだ!」

そういえば今日はお母さんの誕生日だったよな?

今日は8月28日。お母さんはいつも誕生日が来ると夏休みが終わると学生の頃は誕生日を嫌っていたとあると言ってたっけ。

家ではどこか抜けてるお母さんも仕事場に見に行った時は仕事を全部完璧にこなすエリートのようだった。

僕はそんな仕事を頑張るお母さんが大好きだ。高校生なのに子供っぽいと言われるかもしれないが少なくとも家を『お母さんが気軽にくつろげる場所』にしたかった。

「………誕生日プレゼントはどうしようか。」

今年から高校生になりバイトを始めたのでお金はある。友達とも最近までは遊びに行かなかったので貯まる一方だったのだ。

───数時間後

そういえばお母さんは学生の頃からずっと美容に気をつけているらしいので美容物をいくつか美奈や楓さんにおすすめしてもらったものを買ってきた。お母さんはお酒が好きだけど高校生の僕には買えない。

「いつも自分で買ってきてるし、今日も自分で買って来るでしょ。」

そんなことを1人呟いた時、遠くからガチャリ。と鍵が開く音がした。

「お母さんおかえ……」

「一〜!」

「うぉっ!酔ってる?お母さん。」

「酔ってないけど帰ってくる途中ずっと一に誕生日忘れてたらって不安で〜。」

なぜかお母さんは1人で思い詰めて半泣きになってしまっている。大人は大変なのだろう。

「お母さん、これ………誕生日プレゼント。気に入るかは分からないけど…。」



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