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あやかしばかし

作者:東上春之
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ーーーーー 
 「妖」。人の世の影に住む異端の存在。この世で起こる不可解な出来事には決まって妖が関係していると言われている。しかし、一般人は妖を見ることができず、その存在に気が付くこともできない。
 その妖を祓い、人の世に調和をもたらす存在が「陰陽師」である。
 「倉宮晴人」は「日常」が好きなただの普通の高校生だった、その日までは。そしてその日、倉宮晴人は日常を失うことになる。

 その日、晴人は子供の頃の夢を見た。京都にある父の実家に遊びに行った日の夜のことを。
 夜闇に光る桜の木の上にひとり、座る人影に何となく話しかけに行って・・・。
 そんなある日の出来事を夢に見たのが前兆だったのか、この日は今まで感じなかった奇妙な感覚に囚われていた。何とか家を出た晴人だったが、気配は増す一方で、遂には周囲を囲まれてしまう。
 晴人が足を止めると邪悪な気配をまとった大量の「妖」が姿を現した。どういうわけか彼らは晴人を狙っていたのだ。
 妖達が一斉に襲いかかった瞬間、背後から晴人を守るように無数の斬撃と炎が妖達を薙ぎ祓った。たじろぐ晴人の前に五人の「式神」が姿を現し、晴人を抱えてその場を後にした。

 襲ってきた妖を撒き、倉宮家の別邸に避難した晴人は自身の式神である「朱雀」から父「晴信」が晴人に宛てた手紙を受け取った。
 中には「倉宮家」と晴人の契約した「五人の式神」、晴人が狙われる理由、そして父からのとある「提案」について書かれていた。
 その提案とは晴人が「陰陽師」となることだった。だが、当然、その道を選べばどうなるか思い至らない晴人ではなかった。
 それでも晴人は日常を失うことを受け入れ、陰陽師という在り方を学ぶため、そして自身を狙う六人目の式神である「玉藻前」と対話をするために陰陽道について学ぶ塾である「青霊堂」に入塾することを決めた。

 覚悟を決めて青霊堂の門をくぐった晴人だったが、入塾早々にクラスメイトから試合を挑まれ・・・。
 平穏な日常を過ごしていた晴人は突如として陰陽の世界のしがらみに巻き込まれていくことになる。激動の世界で晴人は何を成すのか。
第一章 出会いと覚醒
第一話 覚醒と出会い 一
2024/05/09 00:50
第二話 出会いと覚醒 二
2024/06/02 04:45
第三話 出会いと覚醒 三
2024/06/18 02:16
第四話 出会いと覚醒 四
2024/07/01 19:43
第五話 出会いと覚醒 五
2024/07/08 03:35
第六話 出会いと覚醒 六
2024/07/17 01:21
第七話 出会いと覚醒 七
2024/07/23 13:00
第八話 出会いと覚醒 八
2024/07/30 20:24
第九話 出会いと覚醒 九
2024/08/08 01:00
第十話 出会いと覚醒 十
2024/08/11 13:00
第二章 燃ゆる古都、揺れ動く影
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