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続・高3の夏!

なー

 「うおぉぉぉぉぉ!」


 皆さん、こんにちは!私は今、猛烈に街の中を走っています!


 いやぁ!走るって気持ちがいいですね!


 え?なぜ走ってるかですって?ふふふ!それは、ですね!昨日のパシ……恵ちゃんが、青・鬼子さんに変貌して、私をいじめてきたから、逃走した時に気がついた。


 「あれ?養ってくれる人を探し出せばいいんじゃね?」という、神からの使命を受けた私は、生涯無職!計画を始動させる。


 あのあと、バイトそっちのけで、家に帰ってマイスイートルームへlet's go!

 

 私のオタク3種の神器である、「エターナル!ノートPC」を発動させる。


 「えっと……エクセルでいいか」と、なんと!普通のエクセルを開きます。


 「えっと……まずは、計画表と……」


 マウスを右手で操作して、カーソル?を枠に合わせる。よし!緑の枠がきた!


 あとは、計画表とでっかく……入力するにはどうするんだっけ?あれ?……やべぇ……1ヶ月前に習ったはずなのに!めんどくさすぎて、アニメーションの作り方以外なんも覚えてねぇぇぇぇ!


 「……まあ、いっか!こんな時は、誰でも簡単!らくがきちょーーう!」


 一応勉強机という名称だが、我が努力の結晶であるフィギュアたちの立派なお立ち台とかした神棚へお辞儀をして、「失礼いたします!」と断りを入れてから、引き出しの中に入っているはずの小学生の頃に使っていた落書き帳を探す……


 おおう!小学生の頃から引き出しの中なんて掃除してなかったから、お立ち台以外は、腐海!のようになっていやがる!


 私がそんなことを思っていると、神棚がちゃんと掃除をしろ!とお怒りになったようで、引き出しが足の小指めがけて落ちる。


 スト・ラーイク!選手も監督も惚れ惚れするような芸術的なストレートがど真ん中に入る。


 「……うぇぇぇぇぇい!」


 あまりの痛さに、しばらく倒れてしまう……one!two!ten!カンカン!とゴングが聞こえる……薄れゆく意識の中で、「あれ?tenカウントって3秒でしたっけ……」と思う。


 痛みが引いた時にいきなり「はっ!」とまたしても昨日のような天啓が私に降りてくる。


 私は自身の神(勉強机のフィギュアたち)に向かって、「そういうことですか!生涯無職を貫くならこれから計り知れない困難が待ち構えているからそれを乗り越えられるようにどんな痛みも楽しむことのできるドMになりなさい!ということですね!お導きに感謝します!」


 私は、腐海から生還すると、マイスイートベッドへダイブ……すぅ、はぁ……ああ、うちの犬臭ぇ!文太(うちの忠犬と駄犬でいえば超めっちゃ駄犬!)の野郎!私が朝、マイフレグランスでいい匂いにしておいた我が寝床を汚しやがったな!


 後で、抱っこの刑に処す!あとは、なでなでだな!


 よし、この難解な事件は、名探偵フミーコの活躍により、迷宮入りせずに済んだところで、計画立案に移るぞ!軍曹!(誰?)


 「よし!マイシャープペンシルを封印された我が右手に持ちて、大いなる計画の策定を行う!」


 私は、落書き帳に、まずは、周囲の金持ちの家に突撃訪問and結婚しよう!とプロポーズする計画を書く。


 よし!そうと決まれば!善は突撃しかない?に従って、レッツゴー……おい!動け!我がマイボディー!どうしたというのだ!


 「そうか!マイスイートベッドは、そんなに私と一緒にいたいのか!しょうがない!計画の始動は明日からにしよう!よし、バイトも無くなったわけだし、今日の15度目の睡眠を謳歌しよう!我が睡眠にいっぺんの悔いはなし!……zzz」


 この日は、新記録となる15度目の睡眠を謳歌した。それにしても、某アニメの眼鏡っ子には敵わないな……眠りにつくのに6秒もかかってしまうとは……まだまだだね…


 そして、次の日、私は、近所の金持ちの家に突撃した……が、不審者扱いされてめちゃくちゃ怒られた……


 つづく……

ううう

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