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夢見

作者: 直マキヤ

彼はずっとそこに立っていた。何かを求めて見つめていた。


 目が覚めた、何か変な人の夢を見ていたような気がする。

 目の前には師がおった。

「●●目が覚めたか、何かにうなされていたがどんな夢を見ていたのだ?」

「ああ、何かが私をずっと見つめていた一つの曇りもなく見つめ、何もしゃべらず期待のような物を感じる夢・・・何でここまできっかりと夢の出来事を覚えてるんだ」

 ●●は何を理解したのか恐怖をしていて怯えていた。師の方は●●の方を見ずに考えこんでいて、気にしていなかったが、流石にここまで怯えるものかと思ったが、在る事を思い出し。

「そこまで気にすることはないよ。何のため鍛えてあげたというんだ、そんな存在に負けるとい言うならば●●は帰ることができなくなるよ」

「そんなのは分かっても、人間として夢をこんなに鮮明に覚えている時点であれは現実の可能性もあり、夢を今もずっと見ているかもしれないと可能性が在って、自分と言う存在が自分ではない何かと思って怖いんだ」

「そんなくだらないことで怯えていたのか」

 溜息をついたが、●●はそのことに対して怒っていた

「くだらないことではない、人間として死はとても恐ろしいものだ。未だに死を克服した人間はいないだろ、いたとしてもそれは人間としての種を変えただけの存在。自分は人間として帰りたいんだ」

「例え人の種ではない何かになったとしても、人の種になればいいだけのはなしではない……これは違うな。●●はにんげんという種として勝ち続けばいいだけの話だ。それに俺がいるだろ、何かあれば俺が助ければいいだけの話だろ」

「そんなのは分かっている。負けたらの話をだ…」

「負けることはない。それだけはない、その刀さえあればお前は本物以外は負けることがないからだ」

「でもその例外が来たらどうするの?」

「それはないだろう。あれらはまずこの世界に干渉する気もないしさせてもくれないが、例外は自分から呼び出した場合は別だ。それ以外は在り得ないだろう」

 それで●●はそうゆうことなら一様了承した感じで終わった。




 それから何日かたったある日、いつもなら稽古して、敵と会ったら戦う日々だったが、今日は何かが違った。なんだろうこの感じ知っているようで知らない気配。師はどこに…いない。ここにいては駄目な気がする早くここからでなけば、と思い走り出したが出口がなく何もいなく空間が青になっていた。青の空間になった時にそいつは現れた。

「それは馴染んだ・・・」

 そいつを見ていると自分を否定しているかのように思い、何も持っていなかったので殴りかかったが、届かなかった。そいつは何も動かずに話しかけてくる。

「理解しているか。そうでは無かったら肉体の破壊をしないといけなかったから良かった。知っているならいい、この刀だけは今ここで慣れろ、終わりたくなかったらな」

 そいつの話が言い終わると、師から貰った刀が在った。その刀を持つと何かを教えてきて嫌いだった、がそいつは、それを終わらせろと言ってきたが、刀について聞こうとしたら。

「それは自分だそれ以外の何者でもない」

 それは、何かに響いた。そして刀について理解したのと同時に、目の前の存在が何かが分かった。

「やっと知ったか、刻まれたはずだ。それをまた持った時にはすべてを知って振るえるだろう」

 自分の過去は薄れていった。そして自分も目が覚めた。


 目が覚めると、師が驚いていた。

「おい、何があった、話せるか」

「何かが教えてくれた気がする。ただそれだけ」

「前の時は夢を覚えていて怯えていたのに、今回は怯えてないってどうゆうことだ」

 師は怒っていたが、解らないといったが、前回のあれは何だよと言われ、理解してしまった。自分は染まってしまったことに、そしてもう理解する必要ない、たぶんだが知っている。

「師よそんな過去のことよりか、今を生きているんだから、気にする必要もないし、帰れば関係なくなるものなんだから」

 師は何か言いたそうな顔をしていたが、行くぞと言い歩き出し、師が着いたと言って刀を振るった。




 そこからは、覚えていなくただ、神なる存在と戦ったことは覚えているその後、師は何者かに殺された。それだけはしっかりと覚えていた。なぜ今このことを思い出したんだろう。目の前の女性は泣いていて言った。

「この記憶は●●の記憶だけどいずれ会うはずの、師の存在だった者と殺した存在はもう会っているの。だからこの刀は自分よそれ以外の何者でもない存在に使うことはできないの。抗うことはできるけど、染まることを止めることはできないの、だから敗北したら●●の生き方が変わってしまうから、知って戦うの」


 そして記憶を思い出した。

●●には名前が入りますが、語りません。


これはいずれ起きる話の過去回。そして●●がここにいる原因のお話。


謎しか作らない作品でした。が見てくれる人がいるだけで嬉しいです。

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