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お姉ちゃんは異世界人  作者: こってりン
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「今日も何事もなく放課後がきちゃったなあー」


そんな事を言いながらふらふら帰っていた忍は、ふいに横を走っていた犬に目がいった。

すると視線の先にはスマホをいじりながら運転している運転手が目に入った。


「あぶなっ!」


自然に体が動いてしまった忍は、咄嗟に犬を庇った。


「がぁっ!」


ドッカーン!!!と激しい音を立てて忍は轢かれた。


(イッテぇー。あァ意識遠くなってきた。あの犬助かってたらいいなぁ。)


「忍ちゃん!しっかりして」


(あー未香姉の幻聴まで聞こえてきたわ)


「.........ちゃん.............だと................よし!待っててね.................から。」


(なにをいってるのかわからなくなってきた。あぁモテたかったなぁ)






東雲 未香宅にて


「じゃあ始めるよ昴ちゃん。」


「未香はそれでいいんだな。」


「忍ちゃんと離ればなれは嫌だからね。」


「あっちに行ったらもうこっちには帰ってこれないぞ。」


「忍ちゃんのいない世界にいたってしょうがないもの。」


「決意は固いようだな。ではやるぞ!」


そう言って昴は机の上に置かれた本に手をかざした。すると本は風もないのにペラペラとめくれていき、あるページで止まった。


「ではいくぞ。 ハッ‼︎」


その瞬間部屋には本だけしか残っていなかった

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