と
本当に強い人間は、本当の自分の力を知っている。
知っているからこそ、強いんだ。
自分の弱いところを知っているからこそ、また強くなろうと努力する。それが本来の“強”ではないだろうか。
そういう人は、自信を持っていい。
もっと、自分を出していいと思う。
自分を隠す必要は一切ない。思うがままに突き進んでいいと思う。
たとえ自信がなくたって、あなたがそうだと思って成し遂げたことを笑う者はいない。いてはならない。
あなたは世界の中心に立っている。
あなたを止めることは、もう誰にもできない。
例えばそこに、強者を語る何者かがいたとする。
強者は、自分の強さを語る。語る。
弱者を罵る。自分のほうが強いと言い張る。まわりに聞こえる声のトーンで話す。
しかし、本当の弱者はお前らのほうだ。
大体にして、“強者”とされている者は、自分で見栄を張ったりしない。弱いものを蔑んだりしない。
強い者は、弱いものを背後からバックアップするものであって、嫌味っぽく陰でこそこそと会合を開くものではない。
そんなに言いたいことがあるのなら、今私たちの目の前に出てきて、ここで発言したらどうだ。
あなたは“強者”ですか。