第53話
なんだかんだと10年経ちました。
桧山さん、42才でイケオジです☆美月さんともまだラブラブみたい。たまに美月さんが事務所に来るたびに社長に怒られてるのよね~。桧山さんと美月さんの年齢を考えると、社長の実年齢もわかってきたんですけども……。
「どう?この10年経っても変わらないプロポーション!アウラに不老の魔法をかけてもらってるのよ?不死は辛そうだから不老で頼んだのよ」
「おねえちゃんの方が私よりも年下~」
「美月!また来てるの?」
「今日はヒナタも一緒だよ?」
「久しぶりです。えーと、お姉様?」
『伯母さん』とは呼ばせない方針のようです。
「どーお?ヒナタ!あなたが産まれた頃から変わらぬプロポーションのお姉様よ!」
「うーん、なんか不自然かなぁ?そのうち私よりも年下になるんでしょ?」
「そ、そうね……」
ヒナタちゃんなかなかの毒舌。社長と同じ血を引いているだけのことはありますね。
事務所で着実に年齢を重ねているのは桧山さんと私くらいのものでしょうか?私も27才です。未だにお札を描くのに時間がかかるのが悩み。
「それにしても…。大神君はどうして体も成長しなければ、頭脳も成長しないの?」
長生きするとそうなのでしょうか?
「いやぁ、それは俺もわかんないっす。これでも27才ですよ~」
「それが信じらんないのよ。レオンちゃんはほら同じ27才でもコンピューターにさらに強くなったでしょ?そういう成長もないし。亜空間に行ける連中は年齢あんまり関係ない?」
「そんなことないです!31才のリヒトです。この10年努力に努力を重ねてニンニクを食べられるようになりました‼」
「……それはすごいわね。長生きするんだもの弱点は少ない方がいいわよね。ルチアーノも一応86才だけど、外見変わらないしエルフ的にはまだまだひよっこでしょ?」
「まだまだですね。あ、でもアウラ様にお会いしたのは自慢できます!」
他のエルフの方はどこにいるんだろう?秘密だろうけど。
「この10年間で魔力の強いヒトを地球上で探したけど、いないのよね~。10年ずっとよ?暇さえあれば探してたのに酷くない?」
社長には暇あったんですね。
社員はなんだかんだと働いてたんですよ。大きい仕事から小さい仕事まで。
「俺の元・部下はいつになったら学習するんだか……」
「「「「あー」」」」
かなり襲撃に来てたなぁ。毎回ボコられて、魔界に連行されてたのに懲りないの?馬鹿なの?
神社の看板コとなったうさちゃんも年齢を重ねないタイプかな?ずっと前から変わらないもんね。可愛い。
10年経ったんです。
イケオジいいですね!27才でも大神君なんか変わらない…。
元・ネロさんの部下は10年間襲撃に来てたの?毎回ちゃんと指導してるのに、なんで学習しないの?しかも10年って結構長いスパン。
聖ちゃんもうさちゃんLOVEなんだね~。志和神社の人みんな好きだよね~。




