反省
家族と共通の話題は楽しい。また蔵書の貸し借りも面白い。ところがたまにあららなことがある。わたしが小学校のバザーに出した本を子どもがバザーの古本売り場で購入した。いやあ興味ある分野だと知っていたら渡したのにと思った。集英社新書から出た『荒木飛呂彦の漫画術』を買ったら、息子の一人も買っていた。むむむのむ、である。最近、また集英社新書から『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』が出た。息子から、「買ったよ。買ってないよね?」と尋ねられた。今回は買っていない。ただ図書館に貸し出し予約はしていた。
そんで『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』を読んだ。
また『山形小説家・ライター講座』を最近久し振りに受講した。
やっぱり刺激を受けるのは大切だと実感した。また反省もした。『荒木飛呂彦の漫画術』では登場人物の設定をどうしているか説明されている。『新・漫画術』では多くを繰り返さないが、キャラクターづくりの工夫が述べられている。
う~ん、ブレてはいけないよなあ。
自分の小説、性愛や残虐の描写を避ける為、物語の進め方に逃げが入ってしまった。R18の場に移動させてまで書き綴るか、判断しかねた。ユーザーからの苦情や掲載サイトからの警告を恐れず書いてみればよかった、というのは終わった後から言えることでもあるが。
方針がブレるのも物語に逃げの態度が出るのも、作品をつまらなくしてしまう原因ではないか。反省しきりである。
次に生かせるか、そこは解らない。でも今度こそ、と決意する。
日常のあれやこれやに対する時間配分が増えたし、今は杉花粉症の時期。焦っても仕方ない。先々叶えたいことの為、少しずつでも錆びない努力はしよう!




