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昨日は晴れたけれど、今日は雨

 今日の午前中は曇りでしたが、昼を過ぎて雨が降ってきました。昨日、七月八日は朝曇っていましたが、だんだん日が差してきて、慌てて洗濯機を回して、洗濯物を干しました。午後、夕方近くに姑を新型コロナの予防接種に連れて行かなければいけない、その前に取り込めるかなあと、空模様を見ました。ごく普通に終わる日だろうと思っていました。その前の日の七月七日、朝にスマートフォンに「宮城県警からお知らせ」が入ってきて、見たら朝の八時に仙台市太白区で殺人未遂事件が起きたとありました。もし犯人が自動車を使って逃走なんてしていたら……、と不安でしたが、すぐに犯人が捕まったと続報が入り、胸を撫でおろしました。犯人の四十代男性は刑務所に入りたかったと中学生に包丁で刺した、刺された二人の中学生の命に別状はないと報じられています。二人の内一人は重傷、軽傷の一人は何回か刺されたというので、心身共に回復なさるよう、お祈りします。

 洗濯物を干してほかにもあれこれと家事や、録画した番組を観たりして、正午近くなりました。お昼前のテレビニュースにチャンネルを合わせてみて、安倍晋三元総理大臣が血を流して倒れたと速報で入ってきました。スマートフォンにも緊急のお知らせの音。

 血を流して倒れたって何だと思っていると、銃で撃たれたようだ、と続きます。

 その後のニュースに関しては皆様ある程度流れはご存知の通りです。

 家事やら執筆やらしながら、合間にニュースを確認しておりました。正午のニュースで既に安倍元首相が心肺停止状態と述べられていましたので、かなり危険なことは察せられました。午後三時頃、ネットでフェイクかソースがあってかは、わたしには皆目解りませんが、有名なジャーナリストが元首相の訃報を伝えました。姑を予防接種会場に連れて行く時間となりましたので、そのニュースの真偽は帰宅するまでには判明するだろうと、出掛けました。

 予防接種会場は空いていて、流れるように進みました。座ってじつと待っていたのは、接種後の経過観察の十五分くらいでした。姑の様子に変わった所はありません。接種証明をもらって帰宅しました。

 一休みして、夕食の準備を始める頃、元首相の訃報が入りました。

 予想はされていましたが、やはり衝撃を感じました。

 元首相の選挙応援演説で、報道関係者が近くで取材していましたし、スマートフォンで様子を撮影していた人たちもいました。すぐにインタビューや実況を始めた記者たちもいて、何度も何度も映像や証言が繰り返されました。

 銃声のような音が響いたら伏せる、銃規制のある日本でも、少なくとも要人警護の人は要人をかがませるか伏せさせなければいけないんじゃないんだろうか?

 今の時点で解っていること、これから判明するであろうこと、多々あると思います。

 ただ今自分のすべきことは明日の投票日、感傷で投票してはいけないということだけです。死者を悼むのと、自分や家族の為にどんな政治家がいてくれたらいいのかと選ぶのは別。数々の疑惑が晴れないまま、追及の声が届かない世界へ行ってしまったから、白いと言っていいかは誰にも決められないでしょう?

 暗殺された首相、或いは元首相と思い浮かべて、原敬、浜口雄幸、ときて昔千円札の肖像だった伊藤博文。答え合わせで検索してみて、二・二六事件と五・一五事件が抜けていたと気が付きました。

 かれらが暗殺されて、世の中が良い方向に変わりましたか? 余計締め付けが厳しくなり、弾圧される対象が増えただけじゃなかったでしょうか?

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― 新着の感想 ―
[一言] えらい事件が起きましたね。わたしも夕方まで知らずにいて愕然としました。確かにわたしも血盟団事件を思いました。孤独な一人の人間がテロリズムに走っていく過程、この世相はまさに昭和初期だと思います…
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