表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロテインって基本溶けにくいよね


「198..199..200ふう。腹筋ノルマ終わり!次はベンチプレスだ!!」


短髪に健康的に焼けた肌。笑顔で見える真っ白な歯。そしてなにより溢れんばかりの筋肉で武装した彼は今春から名門桜ヶ峰魔術高等学校に入学する田中大助。


日本七大魔法一家の中で最大規模を誇る名門田中家の長男である。しかしこれといって魔法に興味がなく、むしろ全国一のボディービル部のある高校に進学しようとしていたが、担任と両親以外の親戚全員から止められ、止む無く桜ヶ峰に入学することとなった。


持ち前の筋肉とポジティブさが売りの大助だが進学を諦めることになったときは流石に落ち込んでいた。100kgのベンチプレスを5セットやり終えるころには普段通りになっていたが。


「ふう。三頭筋もだいぶいい形になってきたな!」


身長と同じくらいの鏡の前でポージングする大助。


「初めは魔法なんて中学で終えるつもりだったけどここで家柄が問題になるとはねえ。」


「だけどしょうがない!なんなら桜ヶ峰でボディービル部を作ろう!最近の若者はヒョロヒョロの子が多すぎる!男女ともによく食べ、良い筋肉を手に入れなければ!!」


「そういえば前の七大家パーティーで一般家系出の子も入学するって聞いたな・・・。魔法家出身でも入学は難しいのに素晴らしい!!きっといい筋肉しているに違いない!!」


「僕も負けないようにトレーニングしなければ!!」


「おっといけない。夕食の時間だ。過度なトレーニングは禁物だからね!ささみを食べよう!!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ