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ファントム・ロード  作者: 桜音有里
序ノ影 【契約】
8/15

〔まず、左目の紫から説明しますね。紫は何色と何色を混ぜた色ですか?〕



白銀が質問を投げかけて来た。



『そりゃあ、赤と青だろ?』



〔正解です。赤はどう、青はせいを意味しています。つまり運動能力,知力が優れている、と言う事です。〕



『じゃあ、右目の白色は?』



〔白は、無を意味しています。魔法が使える証ですね。〕



『魔法なんて使えるのか?』



〔はい、使えますよ。極僅かな人しか資質がありませんけどね。〕



『へぇ。属性は有るのか?』



〔いえ、魔法と言うのは、魔力を球状にして撃ち出す事を言うので………〕



『火属性とかで攻撃してみたかったなぁ………』



自分の想像していた魔法ファンタジーを真っ向から否定された為、少し沈む影月。



〔でも、影月君の武器は魔力を入れて撃ち出して攻撃する銃ですよ?〕



『……は?』



一体俺は今日何回驚けば良いんだろうか。



〔試してみたらどうでしょうか?魔力を一点に集める感じで。たしか、銃には属性添付が有る筈なので、火属性添付!とか水属性添付!とか出来ますよ。〕



『まじか?凄いな、此の銃。』



〔当たり前です。代々、ファントムキングが使用していた銃ですから。名前は……紫のが紫月しづき白のが、白夜びゃくやでしたかね?〕



『ずっと気になっていたんだけどさぁ、ファントムキングって何?』



〔む……説明しなきゃ、いけませんか?〕



『当たり前だろ?!だって俺はファントム契約ロードしたんだぞ!』



〔まぁ、影月君は元々神粒しんりゅう持ちですから知る権利は有りますが……〕




変な所で切ってすみません。


活動報告を更新致しました。


お知らせが有ります。


明日から学校が有るので、投稿時間が遅くなります。


予定だと、午後10時〜11時位でしょうか。


此れからも、『ファントム・ロード』をよろしくお願いします。


桜音有里。




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