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ファントム・ロード  作者: 桜音有里
序ノ影 【契約】
5/15


俺は、白銀に言われた通りに誠華高校に来ていた。


『なんだよ、来ないじゃんか。』


あれからファントムについて調べた。


が、良い情報は得られなかった。




〔こんばんわ、影月君。待ちましたか?〕


暫く(30分位)すると白銀が来た。


『あぁ、思いっきり待ったよ。其れより、ファントムって一体何なんだ?』


〔まあ、落ちついて下さい。そろそろギフトファントムか来ますから。〕


また白銀から意味の分からない事を言われた。



すると、


グランドからにゅるっと何かが出て来た。



あの黒い奴がギフトファントムってのか?


まるで、人の影みたいだな。


〔さて、シャイグをしましょうか。〕


そう言った白銀は、まるで鬼神の如く輝いていた。





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